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第63回 お茶といったら何茶?

6.11(土)O.A.(第63回)
お茶といったら何茶?

八十八夜、茶摘みの時期から1ヶ月。新茶が出ていますけど、みなさん、そしてお子さんは何茶が好きですか?子どもに「お茶」となるとカフェインが気になるかもしれません。確かに「お茶」の中にはカフェインを含んでいるものが多く、100mあたりのおおよその含有量は・・・

紅茶 30mg / 緑茶・ウーロン茶・ほうじ茶 20mg / 玄米茶 10mg

本来の「お茶」木の葉を使っているものにカフェインが入っているといます。ちなみにコーヒーは紅茶よりも多いです。日本にはありませんが、欧米各国には子どものカフェイン摂取に基準があって、例えばカナダでは4〜6歳には1日あたり45mg未満を推奨。これは緑茶・ほうじ茶、ウーロン茶だと200ml分に相当します。

カフェインをたくさん摂ると脳が刺激され“落ち着きがない””不眠“などになりやすくカフェインの作用が消えると“集中力や積極性の低下”“だるさ”が増すといいます。子どもは脳が未発達、肝臓の代謝も大人よりも低いのでカフェインの取り過ぎは気をつけたほうが良さそうです。

そんな子どもにいいのが、広い意味での「お茶」。お茶の木ではない、植物の葉や実を煮出したものです。代表的なもので言えば「麦茶」。「麦茶」はカフェインゼロ。いま、こうしたノンカフェインの、広義のお茶はいろいろ、簡単に手に入りますよね。「コーン茶」「ルイボスティー」「そば茶」「柿の葉茶」「よもぎ茶」、ミント、レモングラス、カモミールなどのハーブティー。子どもと毎日、「今日は何を飲もうか?」とその日でいろんなお茶を飲むのも、楽しいと思います。いかがでしょう?

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