そろそろ、夏休みは終わり。お父さん、お母さん、子どもの宿題は終わっていますか。
さすがに自由研究には、やっていると思うので、終わっていないとしたら、今から始めて大変なのは読書感想文。
そこで、今回は読書感想文を書くコツをお伝えしましょう。
まず、本選び。
選択の自由があるなら“名作”とされる小説の中から頁が少ない本を選びます。
あまり本を読まない子どもも、すんなりと入っていけます。
主人公が、どこか自分に近いところがあり、共感しやすそうなものなら、なお理想的。
入口のハードルはなるべく低く。
そして、読書が終了して原稿用紙に向かうと、多くの子は何を書けばいいのか悩みます。
書き出しは、その本を選んだ理由で始めましょう。
あまり悩まずに鉛筆が動き出します。
そのあとは大まかなストーリー紹介。
よく「感想文」なのに最初から最後まで粗筋説明で終わる子がいますが、これはダメ。
物語の概要を伝えた上で、特に心を動かされた箇所を本から抜粋して紹介します。
そして、どんなふうに心を動かされたのか? それはどうしてだと思うのか?自分自身を見つめ、考察して記します。
あるいは感銘を受けた登場人物にフォーカス。
その人物の印象的だったシーンを紹介して、それはなぜか説明もいいでしょう。そこには何かしら“気づき”があるはずです。
最後は本を読む前の自分と本を読んだ後の自分はどう変わったと思うのか?
直後の読後感との合わせ技で結びます。
このHow toでそれほど悩まずに読書感想文を仕上げられるのではないでしょうか。もしも、まだ終わっていないならば、子どもにアドバイスしてあげて下さい。
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