東北自動車道「鹿沼IC」から15分、都心からだとクルマで2時間弱。大きな公園にある「遊べる」博物館が、栃木県の壬生町おもちゃ博物館です。21世紀を担う子どもたちが、おもちゃを通して心豊かで創造性に富んだ人に成長することを願い、合わせて地域活性化も目指して1995年に開館しました。
実は壬生町には戦後、おもちゃ工場を誘致して工業団地が誕生しました。そのため地域の方が地元を「おもちゃのまち」と呼んでいたところから東武鉄道宇都宮線の「おもちゃのまち駅」が作られ、1977年には「おもちゃのまち」という正式な町名まで生まれています(驚)
そんな壬生町のおもちゃ博物館は中世のお城をイメージした外観で、いかにも楽しげな雰囲気。館内の1階は「きっずらんど」。くるくるすべり台や、ボールプールがあり、カラダを動かして遊べます。2階は「きっずたうん」。「のりものひろば」「ぶりきのひろば」などたくさんの“ひろば”があり、1960年代から現代まで約9千点のおもちゃも展示していて、各部屋にはおもちゃを手にとって遊べるコーナーがあります。3階はマスコットキャラクター「壬雷ちゃん」が描かれた「飛行船遊具みらいごう」が迎えてくれる未就学児向けのゾーン。ロケーションが最高で、天気がいい空気の澄んだ日には雄大な日光の山々を見渡すことができます。別館もあって、電車好きの子にはたまらない「鉄道模型の部屋」でNゲージのジオラマとHOゲージのジオラマを楽しめます。
そんなおもちゃと触れ合える「壬生町おもちゃ博物館」。今度の週末に親子ドライブで出かけてみてはどうでしょうか。
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