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第150回 週刊少年ジャンプ

2.10(土)O.A.(第150回)
週刊少年ジャンプ

昨日2月9日は手塚治虫さんの命日で「漫画の日」でした。今や日本のマンガは海外にもファンが多く、世界に誇る文化。そこに多大な貢献をしている集英社の「週刊少年ジャンプ」は去年創刊55周年を迎えました。

ジャンプがこれまで世に送り出してきた作品は「キン肉マン」「リングにかけろ」「Dr.スランプ」「ストップ!! ひばりくん!」「北斗の拳」「ドラゴンボール」「シティハンター」「ジョジョの奇妙な冒険」「SLAM DUNK」「遊☆戯☆王」「NARUTO - ナルト -」「鬼滅の刃」「約束のネバーランド」「チェンソーマン」etc・・・たくさんの名作を生んできました。ちなみに杉浦太陽さんは小学生の頃から、今でもジャンプを買って読み続けているという根っからのジャンプファンです(笑)。

集英社によるとジャンプには2つの主義があります。1つは“新人育成”。創刊時、有名作家は他社の漫画雑誌で執筆していたので、将来有望な若い作家を発掘して育成することにしたのです。その結果、若い才能が次々と花開き「ジャンプ」は人気を獲得しました。だから名前が“ジャンプ”!狙いは見事に当たったというわけです。もう1つの主義は“アンケート重視”。編集者の考えや好みや作家のネームバリューだけで評価を決めず、読者アンケートから本当に受けているのは何かをシビアに判断してきました。これもヒット作をいくつも生んできた秘訣でしょう。

同じ集英社の少女まんが誌「りぼん」は2008年から「小学生まんが大賞」を開催していて、次が25回目。「週刊少年ジャンプ」が55周年。そこで互いの節目を記念して「りぼん」と「ジャンプ」3媒体との共催で作品を募集しています。締め切りは3月31日。応募資格は小学生であることだけ。お子さんが好きでマンガを描いているなら「応募してみる?」と聞いてみてはどうでしょう?未来の大作家になるかもしれませんよ。

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