都心からはクルマで1時間20分ほど。東京都八王子市にあり、多くの都民にとっていちばん身近な山が「高尾山」。標高は599mとこどもも楽しめて1年を通して多くの観光客・登山客が訪れる人気のスポットです。例年、紅葉の見ごろは11月中旬から12月なので今がちょうどいいシーズン!
高尾山には合計8つの登山コースがあります。古くから修験道の霊山だったことから1号路は山腹にある薬王院への参道で、山頂まで3.3km。ちなみに薬王院は1200年以上の歴史があり、成田山新勝寺と川崎大使平間寺とともに関東三大本山の1つになっているお寺です。そして、登山道で最も長い「高尾山・陣馬山コース」は、尾根をつたって城山〜景信山〜陣馬山へと歩いて行く全長15.3kmと本格的なもの。一方で、途中まではケーブルカーとリフトがあるので、これを利用して山頂を目指すこともできます。たくさんコースがある中で「どれで行ってみようか?」と親子で相談するところから始めると楽しいでしょう。ちなみに太陽さんは、歩きだけとリフトを使った両方での登山経験があり、ともに楽しかったそうです。
山頂からの見晴らしは抜群!天気が良ければ近くの山々の向こうに富士山や、さらに横浜の街を見ることもできます。また、山頂に着いたころにはお腹が空いているかもしれません。飲食ができるお店もたくさんあります。
高尾山に出かけるときは、低いといっても「山」です。きちんと寒さ対策、水分の携帯など、最低限の登山準備はして行きましょう。トイレのチェックも大切です。そのうえで休日に親子でドライブ&高尾山登山はいかがでしょう?
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