都心から中央自動車道を利用して3時間弱の御岳昇仙峡(みたけしょうせんきょう)は、山梨県甲府市北部にある「日本一の渓谷美」といわれるスポットです。国の特別名勝にも指定されていて、長い歳月をかけて削り取られた花崗岩の断崖や変わった形状の岩や石と美しく豊富な水の流れを観賞できて、四季折々で変化に富んだ渓谷美を間近で楽しめます。
夏の暑さに疲れた人も多いでしょう。秋の行楽シーズンに心地よく涼しい楽しみを得られることでしょう。
昇仙峡には片道6km / 1時間30分目安のトレッキングコースから片道1.5km / 20分目安のお散歩コース2まで複数のハイキング・ウォーキングコースがあります。体力や時間によって複数ある中から選び、景観を楽しみながら歩きましょう。
近郊には見て楽しめる施設もいろいろあります。特にオススメは、影絵の巨匠 藤城清治さんが自ら設計・監修した「昇仙峡 影絵の森美術館」。藤城さんの影絵はもちろん、「裸の大将」で知られる山下清さんや竹久夢二さんの作品も常設展示しています。
そして、お子さんと楽しみたいグルメ。これは山梨の郷土料理、平打ち麺をお味噌がベースの汁でカボチャ、里芋、きのこ、野菜と一緒に煮込んだ「ほうとう」で決まりでしょう。太陽さん、ほうとうは大好物で山梨に行くたびに食べるそうです(笑)。
少し遠い距離にあるので、たとえば石和温泉などに宿泊も兼ねてお出かけするのもいいかもしれません。この秋、親子で御岳昇仙峡へクルマでお出かけしはいかがでしょうか。
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