TOKYO こども TIMES - SBI損保

第32回 1000のボタン

11.6(土)O.A.(第32回)
1000のボタン

このところ子どもの間で話題になっている工場見学があります。東京の八王子市にある1933年創業の島田電機製作所。 88年間、エレベーターのボタンをオーダーメイドで作ってきた会社です。工場見学後にあらわれて、実際に押すことができる「1000のボタン」の写真が島田電機製作所のtwitterにアップされて評判を呼んでいます。

実際に配線させていて、ボタンを押すと、すべてのボタンのライトが点いたり、消えたりします。実際のボタンの数は1048個で、一番人気は「絶対に押すな」のボタンだとか。
この「1000のボタン」は、エレベーターのボタンが好きな人が意外とたくさんいる、特に子どもがエレベーターのボタンからなかなか離れない悩みがあるという話を聞いて、会社の特色を活かし、インパクトのある展示ができないかと考えて企画したそうです。

工場見学を始めたのが2018年。「1000のボタン」の導入が2020年夏。それまでは一般には知られていない製造メーカーでしたが、今では「1000のボタン」のtwitterには「いいね!」が20万もついているほど。 工場見学の定員は半年間で150人程度。もの凄い反響で2022年の6月30日まで予約できない状況だとか。7月以降の予約受付も未定で、今後についてはtwitterで告知していくそうです。

興味を持ったお父さん、お母さん、まずは子どもと一緒に島田電機製作所のtwitterをご覧になってみて下さい。

★音声はこちらから