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第18回 夏休みと恐竜

7.31(土)O.A.(第18回)
夏休みと恐竜

多くの子ども、特に男の子は恐竜好き。
夏休みになると、子ども向けの恐竜展が、毎年全国で開催されます。
今年の東京では「東京ドームシティ」のGallery AaMo」の「恐竜展2021」。

世界三大恐竜博物館の1つ「福井県立恐竜博物館」所蔵の貴重な標本を通して出現から滅亡までの恐竜の歴史が学べるようです。
ティラノサウルスとトリケラトプスの対決をテーマにした迫力の映像も見られるとか。

「恐竜っていつ頃いたの?」と子どもに聞かれたら、教えられますか?答えは、およそ2億3千年前から6,600万年前まで。
1億6,000万年間、繁栄していたと考えられています。

では「どうして絶滅してしたの?」と聞かれたら?
答えは直径10kmくらいの隕石が地球に衝突。
太陽の光が遮られ、寒くなり、食べ物が無くなったからだと言われています。

ところで、恐竜は最近の研究で以前とはイメージが変わってきています。
かつて「恐竜の王様」ティラノサウルス・レックスは大きく鋭い歯と 12mほどあったという大きな体に剥き出しの皮膚が印象的でした。
でも、今ではティラノサウルスには羽毛があった。特に子どものころは豊富にあったのではないか?と考えられています。

恐竜にはカラフルな羽毛に覆われた種がたくさんいたというのが現在の定説。図鑑では、そうした恐竜を見ることができます。
また、恐竜時代には歯がある鳥がいることもわかっていて、現代にいる鳥は、恐竜から誕生したものと結論づけられています。

夏休み、博物館に足を運んだり、図鑑を見たりして、親子で恐竜を調査するのも楽しいと思います。
将来、子どもが恐竜学者になるかもしれません。

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