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第170回 小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙

6.29(土)O.A.(第170回)
小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙

こどもがあまり本を読まないタイプだと、お父さん・お母さんとしては「少し読書をしてほしいけど・・・」と思っているかもしれませんね。そのきっかけとしておすすめしたいのが「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」です。これは全国の小学生に「今まで読んだ中で一番好きな本」の投票を呼びかけて「ベスト10」を紹介する企画。

主催はNPO法人こどもの本総選挙事務局。今年2月に第4回の結果が発表されています。そのベスト3をご紹介しましょう。

第3位は「大ピンチずかん」作:鈴木 のりたけ 小学館。大ピンチを知れば、こわくない。こどもが出あうピンチを、レベルの大きさと、5段階のなりやすさで分類。レベルの小さい順番に紹介しつつ、対処法を示し、いろんな方向から大ピンチをときあかした本です。

第2位は「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」監修:今泉 忠明 高橋書店。地球にはすごい能力をもつ生き物がたくさんいる一方で「どうしてそうなった!?」といいたくなる生き物もいます。この本では、なぜかそうなってしまった122種の生き物を紹介しています。

そして、第1位は「りんごかもしれない」ヨシタケ シンスケ ブロンズ新社。テーブルの上にりんごがおいてあった。......でも、......もしかしたら、これはりんごじゃないかもしれない。大きなサクランボのいちぶかもしれないし、心があるのかもしれない。宇宙から落ちてきた小さな星なのかもしれない......と「かんがえる」ことを楽しめる発想絵本です。14万人もの小学生の投票だけあって、面白そうじゃないですか?

「全国の小学生に人気だよ」といえば、こどもも読んでみる気になるかもしれません。雨が多いこの時季のお家時間に「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」を生かしてみてはどうでしょう?

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