1993年(平成5年)東京 墨田区の両国国技館近くに開館した、さまざまな展示で江戸から東京の歴史と文化を振り返り、未来の都市と生活を考える場としてつくられた施設「えどはく」こと江戸東京博物館。長らく改修のため休館していましたが、3月31日、およそ4年ぶりにリニューアルオープンしました。
どんなところが変わったか。5階の常設展示室には、江戸のシンボル「日本橋」を実物大で再現した模型があり実際に木の橋を渡ることができますが、その日本橋の先に江戸の町人文化を象徴する「のれん」を設置。現代と江戸の視点が切り替わる境界として、江戸世界へ誘う光の演出が施されています。のれんを抜けると、甲冑11領(かっちゅう11りょう)をステージ状にレイアウトした迫力ある空間が現れます(5月10日まで)。
そして、「江戸の美」のコーナーでは、歌川広重の「名所江戸百景」が、なんと全点、一挙公開されるようになりました(4月26日まで)。壮観でしょう!さらに、常設展示では、江戸の庶民に身近だった、街中での「朝顔売り」や「天麩羅(てんぷら)」の屋台などを新設。江戸の街並みを、より身体的に感じられる展示へと変貌。
増設されたものは、かつての「浅草花屋敷の門」の復元。通り抜けることができます。また、昭和初期のモダンな住居「同潤会代官山アパートメント」が、家具や生活用品など、当時の様子をリアルに再現されています。
お子さんはもちろん、お母さんとお父さんも江戸・東京の歴史を知り、現在・未来の東京について考える機会になるはず。新しくなった江戸東京博物館を、親子で訪れてみてはどうでしょうか。
★音声はこちらから