パーツを抜き取ったり積んだりして、頭を使って崩さないことを競い合う「バランスゲーム」。いつ崩れるかわからないスリルは、何歳になっても楽しいものです。
少し前だと、将棋の駒で「将棋崩し」をやったりしたものですが(杉浦太陽さんもやったそうです笑)、最近では本当にいろいろな市販のバランスゲームがあります。「知育」が浸透して久しいですが、バランスゲームは子どもの成長によいといわれているので、そのためでしょう。どんなふうに子どもにメリットがあるのかというと、幼児は、手で掴む、離す、積み上げるという成功体験から達成感を覚えるといいます。もう少し大きくなると、一緒にゲームをやっている人とのコミュニケーションを覚え、集中力が培われ、論理的な思考が磨かれると考えられています。
そんなバランスゲームは、大きく3つのタイプに分類できます。1つ目は、積み木やブロックを抜き取って、上に積んでいく「積み上げタイプ」。2つ目は、ぐらぐら揺れる不安定な土台に落ちないようパーツを乗せていく「シーソータイプ」。3つ目は、どのパーツを引き抜けば崩れるかがわかりにくいので運の比重が高い「棒抜きタイプ」。
太陽さんは将棋崩しだけではなく、積み上げタイプのジェンガや、スーパーマリオのシーソーゲームもやったことがあるそうです。バランスゲームのいいところは、年齢を問わずに楽しめること。このゴールデンウィークに、親戚の集まりで年配の方がいても一緒にできます。おじいちゃん、おばあちゃんと孫が一緒に遊べて、ともにうれしいはず。ゴールデンウィークにバランスゲームはいかがでしょう?
★音声はこちらから