TOKYO こども TIMES - SBI損保

第179回 日本銀行金融研究所 貨幣博物館

8.31(土)O.A.(第179回)
日本銀行金融研究所 貨幣博物館

先月3日発行された20年ぶりの新しい紙幣。千円札が北里柴三郎さん、五千円札が津田梅子さん、一万円札が渋沢栄一さん。もう、手にして、お子さんに「新しいお札だよ」と見せましたか?杉浦家ではいち早く義理のお父さんが両替して入手「新しい千円だよ」とくれたそうです(笑)

日本の紙幣、日本銀行券を発行しているのは日本銀行で、場所は東京の日本橋ですが、その敷地内に「貨幣博物館」があるのをご存じでしょうか?

遠い昔は物々交換だったわけで、お金は人間の発明です。現在、世界最古の貨幣と考えられているのは、紀元前670年ごろに現在のトルコで発明された「エレクトロン貨」。世界最古の紙幣は960年から1127年ごろ 中国の北宋時代につくられた「交子」だとされています。

貨幣にはそんな長い歴史と文化がありますが、貨幣博物館では日本最初の貨幣「和同開珎」や、その後の「寛永通宝」でどんなものが、どのくらいで買えたのかを知ることができたり、豊臣秀吉や徳川家康がつくった金貨の実物を見た後で重さを体感したり、明治時代に発行された最初の日本銀行券を見た後で現在の偽造防止技術を体験したりと、楽しみながら貨幣についてさまざまなことを知り、学ぶことができます。親子でお金について知ることは、お子さんの金銭感覚を磨き、経済への興味を促す、いいきっかけになることでしょう。

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