いよいよ明日からEXPO 2025、大阪・関西万博がスタートします。期間は10月13日(月)「スポーツの日」までの半年。会場は大阪の人工島 夢洲(ゆめしま)です。
万博は1851年にロンドンで行われてから170年以上続く、開催国政府が主催する国際イベント。今回の正式名称は「2025年日本国際博覧会」といいます。そして、実は万博には種類があります。今回のように大規模な「登録博」、以前は「一般博」と呼ばれたものは5年に1度。日本開催では1970年「大阪万博」と2005年「愛・地球博」がこれにあたります。一方、1975年「沖縄海洋博」、1985年「つくば科学博」、1990年「大阪花博」は、分野が絞られた以前は「特別博」、現在は「認定博」と呼ばれるもので「登録博」「一般博」ではありません。大阪・関西万博は登録博なので規模も大きく、世界の注目度も高いというわけです。
その今回のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。160を超える国や国際機関がパビリオンで、それぞれの技術やビジョンを展示、プレゼンテーションします。さらに「未来社会の実験場」をコンセプトに世界の課題を共有できるオンラインプラットフォームを立ち上げ、世界80億人がアイデアを交換し、人類共通の課題解決に向けて新たなアイデアを創造・発信する場となることを目指します。
知的好奇心が強い子どもたち。未来の世界を覗くことができ、課題を考えることができる体験は、きっと何かしらためになることでしょう。期間中、お子さんと一緒に出かけてみてはどうでしょう。
なお、行く時には交通手段に注意してください。基本的なアクセス方法は大阪メトロ中央線と主要鉄道駅からのバス利用の2つ。自家用車で会場まで行くことはできません。
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