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第129回 小学生映像作家

9.16(土)O.A.(第129回)
小学生映像作家

現代の子どもにとってスマートフォンやタブレットは生まれた時から、そこにあるもの。いとも簡単に使いこなして、大人が驚くような何かをクリエイトする子どもが増えてきています。杉浦家の子どもたちも、マインクラフトというゲーム内で、学校や家などの建物を驚くほど上手に再現するそう。「どのくらい時間をかけてやったの?」とびっくりすることもあるとか。

今年1月には学生のために創設された短編映画祭「フェローズフィルムフェスティバル学生部門」で審査員特別賞を受賞した今井環くんも、そんな子どもの1人。学生といえば学生かもしれませんが、まだ小学生、11歳での受賞でした。

きっかけは小学2年生の時、両親にタブレットを買ってもらって映像に興味を持つようになったこと。3年間で小学校の友達と5作品の自主制作映画を撮影してきたとか。今回の受賞作は撮影から編集まですべてひとりでやったという4分10秒のホラー作品『ウツル』。簡単に紹介すると『インターネットを誰でも当たり前に使っている最近の世界。インターネットを使う人の感情が簡単に悪いほうに傾き、自分の考えまでも知らない人の考えで消えてしまう。本当に人間に今必要なものは何なのか・・・』というストーリー。太陽さんも、この大人らしいテーマに関心していました。次回作はどんなテーマなのでしょう。そして、将来はプロの映像作家・映画監督になるのでしょうか。

環くんは映像でしたが、もしかしたら皆さんのお子さんもスマホやタブレットで何かをクリエイトするかも!?子どものあまりに長いスマホ・タブレット使用には気を付けるべきですが、むやみに「やめなさい!」と言うのも、この時代にはそぐわないのでしょう。

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