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第16回 家族の一員 犬と猫

7.17(土)O.A.(第16回)
家族の一員 犬と猫

みなさんの家庭では、犬や猫を飼っていますか?
日本では今、推計で犬-約850万頭、猫-約960万頭が飼われています。

以前、圧倒的に多かったのは犬でしたが、4年前に猫が逆転。これは「歴史的」なこととして様々な理由が考察されています。
女性の一人暮らしや共働き・マンション暮らしが増えて、猫のほうが飼いやすいから。
高齢化が進み、散歩が必要な犬を飼い控えるようになったから。 猫は多頭飼いする人が多いからなど。
きっとこれらの要因が複合して、猫が犬を上まわったのでしょう。

ところで、犬と猫、それぞれどんな種類が人気かというと、犬はここ数年「トイプードル」「チワワ」「柴犬」「ミニチュアダックスフンド」の順。
猫は「雑種」と「種類が分からない」が8割以上。
知り合いから譲ってもらったり、今では保護猫を引き取る人も多いですからね。

飼っている方は感じていると思いますが、ペットとの生活にはポジティブな面がたくさんあります。 家庭内のコミュニケーションが増えること。
ペットの世話で子どもの優しさや自立性が養われること。
子どもについては、カナダの大学が『ペットの隣で寝ることは害がないばかりでなく、快適で質の良い睡眠が得られる』という研究結果も発表しています。
高齢者は犬との散歩が心身健康に役立ち、ドイツでは何千億円という規模で、 国の年間医療費が抑制されたという報告もあるそうです。

飼い始めれば家族の一員となるペットですが、1つ気をつけたいのが、ケガや病気をしまった時。
高額の治療費がかかってしまうことも少なくありません。
いまペットを飼っている方、これから飼おうと思っている方は、ペット保険加入について、いちど検討してみるといいかもしれません。

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