今年は終戦から80年。戦争を知っている人が減る中、世界を見渡すと悲しい状況が少なからずある今、親子で戦争と平和について考える機会も必要ではないでしょうか?TVや雑誌ではさまざまな特集が組まれているので、親子で一緒に見たり、読んだりして、思ったことや感じたことを話し合うのもいいでしょう。
また、戦争の過ちを繰り返さないよう創立された施設も各地にあります。夏休みに訪ねてみてはどうでしょうか。
たとえば、沖縄県糸満市にある「ひめゆり平和祈念資料館」。ひめゆり学徒隊は兵士の看護のため動員された女子生徒・引率教師240名。多くが亡くなりましたが、遺品・写真・生存者の証言映像などが展示されています。また、鹿児島県南九州市にある「知覧特攻平和会館」。特攻隊の出撃地に建てられた、特攻隊員たちが残した手紙や遺品を後世に伝える施設です。最後に修学旅行などで訪れた方も多いでしょう「広島平和記念資料館」。人類史上初めて使用された核爆弾の恐ろしさを伝えています。杉浦太陽さんはここにも長崎原爆資料館にも行ったことがあり、日本人として1度は行ってみるべきところだと感じたと語っていました。
家族や親戚に何かしら戦争の記憶がある方がいれば、帰省した時などに親子でそのお話を聞いてみてください。過去にあった出来事と平和の大切さを伝えるのも子どもに対する親の役割。しっかり務めましょう!
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