僕たちの腸内には多くの細菌がいますが、体に良い働きをする善玉菌を摂り、腸内環境を整え、健康に役立てる活動「菌活」。2013年にTVCMで初めて「菌活」の言葉が広く発信されたことから、今日5月24日は「菌活の日」になっています。
皆さん、そしてお子さんは、「菌活」を意識していますか?
美容のために菌活をしている女性は多いですが、実は子どもにも大切。幼児期から腸内細菌の多様性を高めると、免疫力が上がり、健康につながるとされているからです。お子さんが風邪をひきやすいとしたら、それは腸内環境が乱れているせいかもしれません。
人間の腸、特に大腸には1000種類、100兆個の腸内細菌が生息しています。子どもの腸内細菌は、お母さんの腸内細菌が伝わりますが、遺伝ではありません。生まれるときに、お母さんの産道に存在する腸内細菌を口から飲みこんで獲得するといわれています。
善玉菌が多く含まれているのが発酵食品。
動物由来の乳酸菌・・・ヨーグルト、チーズ
植物由来の乳酸菌・・・漬物
納豆菌・・・納豆
酪酸菌・・・ぬか漬け これは適度に
子どもは苦手そうな食べ物が多いのですが、毎朝、ヨーグルトやチーズを食べる習慣をつくるといいですね!また、善玉菌が育つ食べ物も摂取したほうがいいとされていて、たとえば水溶性の食物繊維で大麦・キウイ/りんご/柑橘などの果物・モロヘイヤ/オクラのネバネバ系野菜・昆布/わかめ/もずくなどの海藻類。菌活に興味を持っている方、お子さんと一緒に日常生活に取り入れてはいかがでしょうか。
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