TOKYO こども TIMES - SBI損保

第19回 キッズフリマ

8.7(土)O.A.(第19回)
キッズフリマ

このところコロナで開催は難しいですがフリーマーケット、大好きな人は多いですよね。
大切にしてきたから少し残念に思っている物を、興味を持ってくれた人に販売する。
面と向かったコミュニケーションも楽しいし、お小遣いにもなります。

反対に買い物をする立場だと「いいな」と思ったものが手頃な値段で手に入る。
前に持っていた人の話を聞くことができる。これも楽しいです。

最近はそんなフリマの子どもバージョンもあります。
例えば2009年には「キッズフリマ」というNPO法人が発足。 小学校中・高学年の子どもだけによるキッズフリーマーケットを開催しています。
目的は、子どものリサイクル精神の向上、金銭教育、コミュニケーション能力の向上。
この活動には金融庁・文部科学省・環境省も講演しています。

開催場所は全国のショッピングモールなどで、お店を出したい子どもはWEBサイトや電話で出店を予約します。
何をいくらで売るか決めます。設定金額の上限は500円。
飲食物や壊れた物など売ってはいけないものもあります。

このキッズフリマは子どもだけが集合してスタッフからレクチャーを受けます。
その際、保護者は、会場の外に出なければいけません。
お父さん、お母さんは子ども同士のお金と物のやりとりに一抹の不安もあるでしょう。
しかし、子どもと一緒にしっかり準備をした上で、子どもを信頼して自主性にまかせ、あたたかく見守るという姿勢が求められます。

コロナの状況で予定されていた開催が中止になることもありますが、首都圏では毎月複数回の予定が組まれています。
他のかたちのキッズフリーマーケットもあります。
社会体験の1つとして、子どもに「キッズフリマ」のすすめ、いかがでしょう。

★音声はこちらから