法人向け自動車保険の相場は?おトクな自動車保険と加入方法を解説! - SBI損保の自動車保険
会社が事業用として使用する自動車を対象とした「法人向け自動車保険」。法人向けの自動車保険は、個人向けの自動車保険と比較して割高になるという声もあります。事業で車を利用する経営者(担当者)の方の中には、法人向けの自動車保険の相場を知りたいという方や、割安に社用車の自動車保険に加入したいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事は、法人向け自動車保険の相場や、おトクに加入する方法について解説します。
目次
社用車の自動車保険を管理する経営者の方や担当者の方のなかには、毎月の保険料を負担に感じる方が少なくありません。法人名義の自動車保険は、以下のような理由から、保険料が割高になる傾向があるとも言われています。
自動車保険は、契約自動車を運転する方を限定するほど、保険料も割安になります。しかし、社用車は社員の誰もが運転する可能性があるため、運転者を限定することができません。また、事業で車を使用される場合、使用頻度は高くなります。使用頻度の高さは事故のリスクにも関係するため、保険料が割高に設定される傾向にあります。
その他にも、保険会社によっては、法人契約の場合はロードサービスが有料になるなど、保険料が割高になる要素があります。なお、SBI損保の法人向け自動車保険(総合自動車保険)は、SBI損保安心ロードサービスが無料付帯されています。
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自動車保険の保険料は、等級や車種、補償内容や走行距離など、複数の条件によって決まります。したがって、一概に金額の相場を示すのは難しいと言わざるを得ません。具体的な保険料が気になる場合は、やはりお見積りをおすすめします。とはいえ、おおよその費用感は知っておきたいという方もいらっしゃるでしょう。
以下は、SBI損保の法人向け自動車保険の保険料例となります。参考情報として、確認してみてください。
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車種・等級 | クラウン 16等級(事故有係数適用期間0年) |
プロボックス 20等級(事故有係数適用期間0年) |
---|---|---|
車両保険金額 | 600万円 | 160万円 |
走行距離 | 年間5,000-10,000km以下 | 年間10,000-15,000km以下 |
一括払の場合 | 55,340円 | 58,470円 |
月払の場合 | 4,980円 | 5,260円 |
算出条件 | 型式:ARS220 割引:新車割引 |
型式:NSP160V |
【算出条件(共通)】
法人契約、保険始期:令和4年9月、初度登録年月:令和4年8月、使用目的:業務使用、年齢条件:26歳以上補償、割引:インターネット割引、記名被保険者:法人、自動車の主な保管場所:東京都、対人賠償保険:無制限、対物賠償保険:無制限、人身傷害補償保険:3,000万円(契約自動車搭乗中のみ補償)、搭乗者傷害保険:なし、車両保険種類:一般車両、車両自己負担額:5-10万円、契約形態:継続契約以外
法人向けの自動車保険に初めて加入される場合は、個人向け自動車保険との違いを理解しておくと安心です。ここでは、どのような点が異なるのかを解説します。
まずは、先ほども少し触れた「運転者の範囲」についてです。
法人向けの自動車保険では、契約自動車を運転するすべての従業員が補償範囲に含まれ、個人向け自動車保険のように「運転者家族限定」の設定はできません。また、法人向け自動車保険では、事故による死亡やけがの損害を補償する人身傷害保険が、契約自動車搭乗中のみとなります。
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法人向け自動車保険 | 個人向け自動車保険 | |
---|---|---|
運転者の範囲 | 限定できない | 限定できる |
人身傷害保険の補償 | 契約自動車搭乗中のみ補償 | 契約自動車以外でも補償が可能 |
法人向けの自動車保険には、事業内容に役立つ特約が用意されています。
たとえば、事業の種類にもよりますが、社用車で運搬中の商品などが、事故によって破損してしまった場合、その損害が補償されるかどうかは重要なポイントではないでしょうか。SBI損保の法人向け自動車保険では、下記「臨時代替自動車補償特約」が自動セットされ、オプションとして「車両積載動産補償特約」が選択可能です。また、「運転者の年齢条件に関する特約」も選べるようになっています。
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臨時代替自動車補償特約 (自動セット) |
法人のご契約で、契約自動車が整備・修理・点検などで整備工場などの管理下にあって使用できない間に、代替として借用中の自動車の事故でも、お客さまからのお申し出に応じて、借りた自動車の保険に優先して契約自動車の契約内容に従い保険金をお支払いします。 (注)借りた自動車の用途・車種を問わず保険金をお支払いします。なお、借りた自動車には、記名被保険者およびその役員・使用人が所有する自動車は含みません。 |
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車両積載動産補償特約 (オプション) |
盗難や偶然な事故によって契約自動車に損害が生じ、その事故によって契約自動車の車室やトランクなどに積載された動産に損害が生じた場合に保険金をお支払いする特約です。 [SBI損保では] お支払いする保険金は、実際の損害額から自己負担額(5,000円)を引いた額(50万円限度)となります。 |
なお、セットする特約によって保険料は変わってくるので、本当に必要かどうかを事前によく検討することが大切です。
法人向け自動車保険は、その特性上、保険料が割高になる傾向があるとはいえ、できる限り安く保険に加入したいと考える方は多いでしょう。そこで、ここでは法人向け自動車保険の保険料を上手に抑える方法を解説します。
自動車保険では、年齢条件を設定することで保険料を安く抑えることができます。ある程度の運転経験を持っている年齢の方に補償範囲を限定できるからです。SBI損保の法人向け自動車保険では、年齢条件を「26歳以上補償・21歳以上補償・年齢を問わず補償」の3種類から選ぶことができます。自動車を運転される方のなかに26歳未満の方がいない場合や、21歳未満の方がいない場合は、年齢条件を設定するのがおすすめです。
自動車保険に限らず、保険商品は、セットする特約によって保険料が変わります。そのため、特約の内容は、よく確認してからセットするかどうかを判断することが大切です。法人向け自動車保険の場合、事故による損害がどのような範囲に及ぶ可能性があるのかをイメージしたうえで、特約の選択をするとよいでしょう。たとえば、業務中に社用車で社荷物などを運搬することが想定される場合は、それらの破損もリスクに含める必要があります。
お見積りからご契約まで、Webサイトや電話などを通じて保険会社と直接契約する「通販型(ダイレクト型)自動車保険」を選択するのも、保険料を節約する方法の一つです。支社や支店などを持たず、また人件費、代理店への手数料などの中間コストがかからない分、保険料が割安に設定されています。
通販型の保険会社でも、法人向けの自動車保険は電話で契約手続きが必要な会社が多いのですが、SBI損保の法人自動車保険はお見積りからご契約まですべてインターネット上でお手続きが可能です。補償内容も「対人賠償保険」や「対物賠償保険」などの基本補償に加えて、お客さまのニーズに合わせて設定が可能ですので、リーズナブルな保険料で必要十分な備えができるのが強みです。
法人や個人事業主の方の場合、自動車保険の保険料は経費として計上できます。保険料分の経費(支出)が増えることにより、利益が減少し、課税対象額が小さくなるため、節税につなげることが可能です。たとえば、社用車1年分の自動車保険の保険料が20万円、法人実効税率が30%だとします。保険料がない場合の課税対象額が100万円であれば、税金は30万円ですが、保険料を経費とした場合の課税対象額は80万円となるため、税金も24万円に下がる計算です。つまりこの場合、6万円の節税効果が見込めます。
ただし、個人事業主の場合、プライベートの用事で使用した分は、経費として計上することはできません。仮に、個人事業主の方が事業用として70%、プライベート用として30%の割合で同じ自動車を使っているとすると、保険料のうち経費にできるのは70%分のみとなります。
法人向け自動車保険の保険料は複数の要素によって決定されるため、わかりやすい相場は無いに等しいといえます。また、ご契約内容によっては保険料が割高になる傾向があることも事実でしょう。しかし、保険料を節約できるポイントを押さえておけば、よりリーズナブルに必要な備えをすることが可能です。SBI損保の法人向け自動車保険では、基本的な補償に加えて、ニーズに合わせて取捨選択できる特約などをご用意しております。お見積りからお申込みまでインターネットで完結し、新規お申込みで14,000円(※)の「インターネット割引」もあるので、法人向け自動車保険の新規ご契約やお乗り換えを検討されている方は、ぜひお問い合わせください。
執筆年月日:2022年12月28日
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※月払は毎月1,170円、合計14,040円となります。
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