がんにかかった今だから言えること 「がん」と「お金」と「がん保険」
がんにかかった今だから言えること 「がん」と「お金」と「がん保険」

がんにかかった時に本当に必要な保障とは?

相談者

相談者:現在、フリーのカメラマンとして働くアラフィフ女子です。仕事柄、重い機材を運んだり、ずっと立ちっぱなしだったり。カラダが資本なので、日ごろから健康には留意していますが、40代も後半になると、ムリが利かなくなりました。現在、がん保険への加入を検討中。ただし、女性疾病特約付きの医療保険には加入しているので、保障内容を絞って、保険料をできるだけ節約したいです。がんにかかった時、本当に必要な保障を教えてください!

黒田FP:がん患者を対象にしたアンケート調査によると、がん患者が選ぶ必要な保障として、「入院しなくても通院時に保険金が受け取れる」「抗がん剤治療特約」「がんと診断された時点で一時金が受け取れる」「先進医療特約」などが上位にあがっています。通院治療の増加に対応した保障へのニーズが高くなっていますが、給付条件と保険料のバランスを考えて、自分に必要な保障を選ぶようにしましょう。

がん保険の基本的な保障内容をチェック!

まずは、最近のがん保険の基本的な保障には、どのようなものがあるか、ポイントを整理しておきましょう。

1診断給付金

  • 「がん」と診断されると給付金として一時金が受け取れる。金額は100万円から300万円などが一般的。
  • 給付の要件は、おもにがんの診断確定だが、それに加えて、がんの入院や治療などが条件として必要な商品もある。
  • 対象となる「がん」の定義を「悪性新生物」だけでなく、「上皮内新生物(上皮内がん)」まで含めて同額保障をする商品が主流。
  • 診断給付金の支払い回数について、診断時の給付後に、一定の条件に該当した場合、複数回支払われる商品が主流。支払い間隔は1年または2年に1回。支払い回数無制限など。
45年以上前に発売された「がん保険」の保障内容は?
45年以上前に発売された「がん保険」の保障内容は?

1診断給付金

  • 「がん」と診断されると給付金として一時金が受け取れる。金額は100~300万円などが一般的。
  • 給付の要件は、おもにがんの診断確定だが、それに加えて、がんの入院や治療などが条件として必要な商品もある。
  • 対象となる「がん」の定義を「悪性新生物」だけでなく、「上皮内新生物(上皮内がん)」まで含めて同額保障をする商品が主流。
  • 診断給付金の支払い回数について、診断時の給付後に、一定の条件に該当した場合、複数回支払われる商品が主流。支払い間隔は1年または2年に1回。支払い回数無制限など。

がん保険の診断給付金(一時金)の相場と必要性

2入院給付金

  • 診断確定されたがんの治療を直接の目的とする入院について日額給付で受け取れる。
  • 1入院あたりの支払限度日数、通算限度日数ともに無制限が一般的。

3手術給付金

  • がんの治療を目的とした手術に対して支払われる。
  • 1回の手術に対して所定の金額が支払われる「固定給付型」や手術の種類に応じた金額が支払われる「変動給付型」がある。
  • 後者の場合、公的医療保険に連動するタイプ(公的保険連動方式)と一定の手術名を約款で限定列挙するタイプ(限定列挙方式)がある。

4放射線治療給付金

  • 放射線治療を受けた場合に受け取れる。1回60日限度など。
  • 限定列挙の手術に対して給付されるタイプと公的医療保険の手術に連動して給付されるタイプがある。
  • 総線量(放射線量)が50グレイ(Gy)未満の場合、給付の対象外とする商品もある。

5抗がん剤・ホルモン剤治療給付金

  • がん治療のうち、抗がん剤やホルモン剤などの薬物療法を受けた場合に受け取れる。
  • 月額給付(月額10万円から30万円、通算限度2,000万円から3,000万円など)が主流だが、通算月数60か月または120か月を限度とする商品もある。回数無制限もあり。
  • 給付の対象となる薬剤の範囲は、保険適用のもの、薬事承認されているもの(保険適用より給付対象が広い)、国内未承認のものなど、商品によって異なる。

6通院給付金

  • がんの治療のための通院について日額給付で受け取れる。
  • 給付の対象を退院後に限定、入院前の通院も可、入院をしなくても治療を目的とした通院も可など、入院とリンクしているかは、商品によって異なる。

7先進医療給付金

  • 先進医療を受けた場合、先進医療にかかる技術料部分の実費分が受け取れる。
  • 上限2,000万円など。
  • 先進医療一時金として、療養のための交通費や宿泊費を定額で給付する商品もある。
  • 終身保障と有期保障(10年ごと更新)がある。
  • がん保険に付加されている場合、がん治療にかかる先進医療のみが対象。

患者アンケートからわかる、がんにかかった時に必要な保障とは?

このように、よくある基本的な保障だけでも、商品によって、細かな要件などは異なります。それでは、ご相談者の質問にあるように、がんにかかった時に本当に必要な保障として、どのようなものがあるのでしょうか?
実際に、がんにかかった経験者の声を聞いてみましょう。
がん患者とその家族を対象にした調査によると、がん患者が選ぶ「必要な保障」は、以下のとおりです(図表参照)。

図表:がん患者さんが選ぶ「必要な保障」ベスト5
1位 入院しなくても通院時に保険金が受け取れる 50%
1位 抗がん剤治療特約 50%
2位 がんと診断された時点で一時金が受け取れる 43%
3位 保険金を何度でも受け取れる 38%
4位 先進医療特約 36%
  • 出所:「第4回がん患者アンケート」(株式会社ニッセンライフとNPO法人がん患者団体支援機構が、2014年12月から2015年3月にかけて、がん患者とその家族を対象に行った共同調査。2015年6月発表)
    https://www.nissen-life.co.jp/willnavi/enquete/enquete_gan04.html

がん治療のうち、抗がん剤などの薬物治療を受ける人は多い

患者アンケートからわかる、がんにかかった時に必要な保障とは? 患者アンケートからわかる、がんにかかった時に必要な保障とは?

まず、1位の「入院しなくても通院時に保険金が受け取れる」および「抗がん剤治療特約」は、通院給付金や放射線治療給付金、抗がん剤・ホルモン剤治療給付金のことでしょう。
前述のとおり、これら通院治療に対する保障は、入院とリンクした商品が少なくありません。
しかし、手術不可の場合など、治療の際に入院を伴わないケースもあり、入院を伴わなくても対象になるほうががん医療の実態にマッチしていると言えます。
ちなみに、女性で罹患する方が最も多い乳がんの患者がステージ0期で受けた治療では、「手術のみ」が51.8%と最も高くなっています。

続いて、ステージT期では「手術/内視鏡+薬物」45.6%、「薬物療法のみ」4.5%と、薬物療法だけというのは、ごくわずか。
しかし、ステージU期では「手術/内視鏡+薬物」52.1%、「薬物療法のみ」20.6%。ステージV期では「手術/内視鏡+薬物」41.6%、「薬物療法のみ」38.5%と、徐々に、薬物療法だけを行う割合も高くなってきます。
さらに進行した状態のステージW期では、「薬物療法のみ」74.1%と、治療の大半を占めています。

多少の差はありますが、おおむね他のがんでも、U期以上では、抗がん剤など薬物療法を受ける機会が増えてきます(※)

  • 出所:国立研究開発法人国立がん研究センター・がん対策情報センターがん登録センター・院内がん登録分析室「がん診療連携拠点病院等院内がん登録2018年全国集計報告書」(都道府県推薦病院、小児がん拠点病院、任意参加病院を含む)
    https://ganjoho.jp/data/reg_stat/statistics/brochure/2018_report.pdf

どの保障を選ぶかは給付条件と保険料のバランスを検討して

続いて、2位の「がんと診断された時点で一時金が受け取れる」と3位の「保険金を何度でも受け取れる」というのは、一時金で受け取れる診断給付金と、診断給付金の複数回払いのことだと思われます。
そもそもがん保険に加入する目的は、がんの治療による医療費や収入減など経済的損失をカバーするためです。
その観点から言えば、手術や抗がん剤治療、放射線治療など、実際に受けた治療に対してその都度、給付が受けられるというのが合理的です。

とはいえ、病気になると給付の対象となる医療費以外にも何かと費用がかかるもの。
がん患者やご家族にとっては、100万円単位のまとまった額が受け取れる診断給付金は、使い勝手の良さなどから、非常にニーズの高い保障だと言えます。
さらに、FPの中でも通院給付金に関して「ニーズは高いものの給付条件や対象となる治療、給付日数が限定されていて受け取れるとは限らない。診断給付金などの一時金でまかなうほうが効率的」という考え方をする人もいます。

ただし、まとまった額が受け取れる診断給付金に比べて、通院給付金の保険料は割安。
さらに、がん治療は5年から10年と中長期で続くケースが多く、初回のがん治療が長引いた場合、診断給付金だけでは、早々に使い切ってしまう可能性もあります。
給付条件と保険料のバランスなどを考えて、必要に応じて付加するのがベストと言えるでしょう。

そして、4位の「先進医療特約」については、実際に受けたor受ける可能性があるか、というよりも、治療の選択肢の幅を広げるという意味で、付加しておけば安心。と考えるがん患者さんが多いような気がします。

最近の「がん保険」の多彩なバリエーション

がんにかかったら、以後の保険料は不要となる特約がおすすめ!

がんにかかったら、以後の保険料は不要となる特約がお勧め!

最後に、FPとして、というよりはがん経験者としておすすめしたい保障を一つご紹介しましょう。
それは「保険料払込免除特約」という、がんの確定診断を受けたなど、所定の条件に該当した場合に保険料の支払いが免除されるというものです。免除された後は、保険料の支払いは不要となり、保険契約を続けたまま保障が得られます。

実はこの保障は、前掲の調査よりも以前に実施されたアンケートでも上位に挙がっています(図表参照)。
がん罹患後は、治療にかかる医療費に加えて、就労不能による収入減少など、収入が不安定になりがちです。

それでも、一度がんと告知を受けると、罹患前と同じように保険に加入するのは難しく、既加入の保障をいかに活用するかが重要になります。
しかし、経済的理由で、保険料の支払いが困難になることも予想され、その観点からも、がんと診断されれば、以降の保険料は不要という保障は、非常にありがたいものなのです。

図表:がん患者さんが選ぶ「必要な保障」ベスト5
1位 入院しなくても通院時に保険金が受け取れる 47%
2位 抗がん剤治療特約 44%
3位 先進医療特約 38%
3位 緩和医療特約 38%
3位 がんと診断されたら以降の保険料は不要 38%
  • 出所:「第1回がん患者アンケート」(株式会社ニッセンライフとNPO法人がん患者団体支援機構が、2009年8月から11月にかけて、がん患者とその家族を対象に行った共同調査。2010年6月発表 )
執筆監修 黒田 尚子(くろだ なおこ)

執筆監修 黒田 尚子(くろだ なおこ)

CFP® 1級ファイナンシャルプランニング技能士
一般社団法人患者家計サポート協会顧問
CNJ認定 乳がん体験者コーディネーター
消費生活専門相談資格

執筆監修 黒田 尚子(くろだ なおこ)

CFP® 1級ファイナンシャルプランニング技能士
CNJ認定 乳がん体験者コーディネーター
消費生活専門相談資格

富山県出身。立命館大学法学部修了後、1992年(株)日本総合研究所に入社、SEとしてシステム開発に携わる。在職中に、自己啓発の目的でFP資格を取得後に同社退社。1998年、独立系FPとして転身を図る。現在は、セミナー・FP講座などの講師、書籍や雑誌・Webサイト上での執筆、個人相談を中心に幅広く行う。2009年末に乳がん告知を受け、自らの体験をもとに、がんをはじめとした病気に対する経済的備えの重要性を訴える活動を行うほか、老後・介護・消費者問題にも注力している。近著に[がん患者(サバイバー)が教えてくれた本当のところ がんとお金の真実(リアル)](セールス手帖社保険FPS研究所)、[お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか「自然に貯まる人」がやっている50の行動](日経BP)など。

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