がんにかかった今だから言えること 「がん」と「お金」と「がん保険」
がんにかかった今だから言えること 「がん」と「お金」と「がん保険」

「がん保険」って入るべき??

相談者

相談者:正社員として働く30代女性です。結婚は、特に予定も願望もありませんが、子どもは欲しいと思っています。最近、会社の先輩が乳がんになって、入院したのをきっかけに、がんが心配になってきて…。医療保険には、加入しているものの、がん保険にも加入しておいたほうがよいのでしょうか?

黒田FP:医療保険でも、がんに備えることはできます。ただし、相談者さんが、どのようながんになるか(がんの種類)、どのくらい進行しているか(病期)、そしてどこまで治療を受けたいか(治療に対する考え方・価値観)によって、十分ではないかもしれません。がん治療の最近の傾向は、費用の「高額化」と治療期間の「長期化」が顕著である点です。がんを経験したファイナンシャルプランナーとして、これから、がんに備えたいなら、やはり、がん治療に特化したがん保険をおすすめします。

40歳のときに乳がん告知。FPなのにがん保険に未加入の理由(わけ)は?

相談者さん、こんにちは。ファイナンシャルプランナー(以下、FP)の黒田尚子です。
FPとしてのキャリアは20年以上。「夢をカタチに」をモットーに、さまざまな個人のお客さまの家計やライフプランのご相談をお受けしています。
さて、そんな私自身、40歳の時に初めて受けたマンモグラフィ検査で乳がん(UA期)が見つかりました。その当時、娘は5歳になったばかり。絶対に死ぬわけにはいきません。すぐにセカンドオピニオンを受け、がんの専門病院に転院して、そこで治療を開始。乳房は全摘後、同時再建し、ホルモン治療を約2年半受けました。

今年2020年は、乳がん告知を受けて、12年目にあたります。現在、特に治療は行っていませんが、年1回の定期検査(乳腺外科、形成外科)は継続しています。
また、乳がん以外のがん検診や、数年に一度の人間ドック、昨年は夫と一緒に脳ドックも受けました。任意型検診は、健康保険の対象外で、費用はかかりますが、乳がんを経験したことで、いくら医療が進歩していても、病気にならないのが一番であることを痛感。検診は、予防や健康維持のためのコストと考えています。

40歳のときに乳がん告知。FPなのにがん保険に未加入の理由(わけ)は?

ご相談者さんは、「医療保険には加入しているが、がん保険にも加入すべき?」とのお悩みをお持ちとのこと。実は私もそうでした。FPなのに、がん保険に加入していなかったのです。その理由は、まさか、自分がかんになると思っていなかったから。まだ若いし、どこか他人事でした。それに、加入している医療保険で、がんもカバーできると考えていたのです。
しかし、実際、自分ががんになってみて、がん保険に加入しておけば良かった!と心底思いました。もちろん、医療保険でも、入院給付金や手術給付金を受け取れます。でも、私が加入していた医療保険は、がんなどの特定疾病保障や通院保障などがないシンプルなもの。がん罹患による支出増や収入減をまかなうには十分とは言えませんでした。

では、具体的に、がんに罹患したことで、どれくらいお金がかかったか、私のがん家計簿をご紹介しながら、なぜ、がん保険に加入したほうがよいかご説明しましょう。

罹患後10年以上で、これまでにかかったお金は414万円!

まず、「支出」についてです(【図表1】参照)。
現在2020年4月末時点までで、かかったお金は合計約414万円にのぼります。
医療費は、がん治療にかかる検査、診察、治療、投薬、がん検診など、おもに病院に支払ったお金で、約280万円です。
一般的に、がんの治療にかかるお金は「年間100万円」が目安です。この金額は、いくつかのがん経験者を対象にした調査の結果を元にしています。
たとえば、厚生労働省第三次対がん総合戦略研究事業「がんの医療経済的な解析を踏まえた患者負担の在り方に関する研究」(2012年度報告)によると、入院、外来、交通費などの「直接費用」と健康食品、民間療法、民間保険料などの「間接費用」を合計した平均の自己負担額(年額)は92万円となっています。ただし、この金額は、がんの種類、進行度(病期)などによってケースバイケース。しかも、これがずっと続くわけではありません。

罹患後10年以上で、これまでにかかったお金は414万円!

通常、告知を受けた1年目に、手術や抗がん剤治療、放射線治療などがスタートすることが多いため、費用もかさみがちです。しかし、その後は、再発・転移などがなければ、徐々にかかるお金は減ってきます。

私の場合、告知を受けた時期が12月でしたので、実質的な1年目は2010年で200万円以上の医療費がかかりました。
ただ、このうち約163万円は乳房再建費用です。私が再建した当時は、人工物(シリコンインプラント)による乳房再建は、保険適用ではなく、全額自己負担だったのです(※)。
また、乳房全摘手術の入院期間は18日間でしたが、個室に入院していたため、入院費用のうち約30万円は差額ベッド代(個室料)です。こちらも保険適用外です。
ちなみに、医療費に消費税はかかりませんが、差額ベッド代は消費税の対象なんですよ。増税の影響がこんなところにもあるなんて、ご存じでしたか?
このほか、主治医の勧めで、センチネルリンパ節生検(乳がんの転移の有無を確認し、リンパ節を切除するかどうかを決める検査)という先進医療も行っています(2010年4月に保険適用)。

これまで私が受けたのは、「標準治療」といって、いずれもエビデンス(科学的根拠)のある、保険適用対象のものばかり。それでも、自由診療(乳房再建)や先進医療、差額ベッド代など、全額自己負担で高額な費用がかかるものも少なからず含まれています。
がん治療は、目覚ましく進歩しており、入院期間も短期化する傾向にあります。しかしその一方で、分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬、がんゲノム医療など新しい治療にかかる費用は「高額化」しています。
実際にがんを経験して、自分や家族が希望する医療や環境で治療を受けたい場合、お金があることで、選択肢の幅が広がることを実感しました。

  • シリコンインプラントによる乳房再建は、2013年7月からラウンド型、2014年1月からアナトミカル型の保険適用が開始されています。

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【図表1】
医療費 それ以外の費用 合計
1年目 2009年 46,609円 55,332円 101,941円
2年目 2010年 2,087,120円 401,966円 2,489,086円
3年目 2011年 324,269円 65,618円 389,887円
4年目 2012年 67,250円 4,640円 71,890円
5年目 2013年 82,202円 4,920円 87,122円
6年目 2014年 32,710円 49,905円 82,615円
7年目 2015年 40,780円 4,980円 45,760円
8年目 2016年 15,810円 30,267円 46,077円
9年目 2017年 26,810円 21,622円 48,432円
10年目 2018年 9,090円 12,396円 21,486円
11年目 2019年 33,220円 596,634円 629,854円
12年目 2020年 41,000円 80,351円 121,351円
合計 2,806,870円 1,328,631円 4,135,501円
  • 通院のための交通費、入院時の雑費、家族の外食費、がんに関する書籍代など

医療費だけでなく、QOLの維持・向上のための費用も必要

医療費だけでなく、QOLの維持・向上のための費用も必要

続いて、医療費以外の費用についてです。
これは、通院のための交通費、入院に必要な日用雑貨、入院や治療中の家族の外食費、がんに関する書籍代等々で、約133万円。私が「がんに罹患しなければかからなかったお金」の総額です。
いずれも、健康保険などの対象になりませんし、全額自己負担です。私は利用しませんでしたが、周囲からは、サプリメントや健康食品などもずいぶん勧められました。
患者さんの中には、再発防止のために、食生活にこだわってお金をかけている方も少なくありません。またがん罹患後は「肥満」が再発のリスクファクターになりますので、ヨガやフィットネスジムに通う患者さんも多く、そのための費用もかかります。

これらの費用は、患者さんの年齢や性別、治療方法(抗がん剤治療をする場合は、医療用ウイッグが必要など)、ライフステージ(既婚、未婚、子どもの有無、共働きなど)、ライフスタイル・価値観などによってさまざまです。
ただ、がんの生存率が向上し、がんとともに生きていく期間が「長期化」しています。これは喜ぶべきことですが、がん経験者は、再発・転移のリスクに備える必要があります。QOL(生活の質)を維持するためにお金をかける人が多いのも、そのためではないでしょうか?

がんによる支出に対して収入は1/3程度

がんによる支出に対して収入は1/3程度

一方、「収入」についてです(【図表2】参照)。
医療保険からの給付金や、親族・知人・友人などからのお見舞金、医療費控除や高額療養費の還付金など約152万円の収入がありました。
がんによる支出が約414万円ですから、補てんできたのは半分にも満たない額です。
なお、がんに罹患したことによる収入ですから、FPとしての仕事で得た報酬などは含まれていません。ただ、自由業ですので、働かなければ収入はゼロ。入院や治療中で、物理的に仕事ができない状態の間(罹患後2年から3年)は、本業の収入は激減。体調が改善するにつれて、収入も徐々に戻ってきたという感じです。
ご相談者さんは、会社員ですので、治療で休職ともなれば、健康保険の「傷病手当金」が最長1年6か月受け取れます。これはお給料の2/3程度ですので、収入のベースになるでしょう。

【図表2】がん家計簿(収入編)
内容 金額
入院給付金(医療保険) 87万円
お見舞金 35万円
還付金(医療費控除・高額医療費) 30万円
合計 152万円

がんなど病気やけがに対するリスクやニーズに寄り添った保険選びを!

このように、医療保険では、がんに備えるには「力不足」なのです。
もちろん、医療保険の中にも、入院の短期化など今の医療にマッチした、がん保障を手厚くしたタイプの商品もたくさん登場しています。そのような医療保険であればがんにも対応できるでしょう。しかし、幅広い病気やけがを対象にしている医療保険は、がん保険に比べて割高です。さらに保障を上乗せすれば、安心はできますが、保険料負担に家計が耐えられない可能性も出てきます。さらに、特約の場合、単体で加入するよりも見直ししにくいといったデメリットもあります。
まずは、ご相談者さん自身の、がんとそれ以外の病気やけがに対するリスクや不安なお気持ちをよく考えてみてください。その上で、がんも含めた病気やけが全体が心配なのであれば、「医療保険」にがん特約(特定疾病保障特約)を上乗せする方法を。あるいは、病気の中でも、治療が高額化・長期化しやすい、がんが心配なのであれば「がん保険」に単体で加入するという方法をおすすめします。

  • 補償内容などについては各社異なります。実際に保険のご契約をされる際は必ず各社の重要事項説明書などをご確認ください。
執筆監修 黒田 尚子(くろだ なおこ)

執筆監修 黒田 尚子(くろだ なおこ)

CFP® 1級ファイナンシャルプランニング技能士
一般社団法人患者家計サポート協会顧問
CNJ認定 乳がん体験者コーディネーター
消費生活専門相談資格

執筆監修 黒田 尚子(くろだ なおこ)

CFP® 1級ファイナンシャルプランニング技能士
CNJ認定 乳がん体験者コーディネーター
消費生活専門相談資格

富山県出身。立命館大学法学部修了後、1992年(株)日本総合研究所に入社、SEとしてシステム開発に携わる。在職中に、自己啓発の目的でFP資格を取得後に同社退社。1998年、独立系FPとして転身を図る。現在は、セミナー・FP講座などの講師、書籍や雑誌・Webサイト上での執筆、個人相談を中心に幅広く行う。2009年末に乳がん告知を受け、自らの体験をもとに、がんをはじめとした病気に対する経済的備えの重要性を訴える活動を行うほか、老後・介護・消費者問題にも注力している。近著に[がん患者(サバイバー)が教えてくれた本当のところ がんとお金の真実(リアル)](セールス手帖社保険FPS研究所)、[お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか「自然に貯まる人」がやっている50の行動](日経BP)など。

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