台風が頻繁に発生する夏から秋にかけて、わが家の防災対策、とりわけ暴風雨に対する備えへの関心が高まります。火災保険は火災・落雷への補償だけでなく、水災への補償も用意されています。今回は「水災」補償でカバーできる範囲について理解を深めていただくとともに、「水災」補償の必要性をどのように考えたらよいかまとめていきます。
テレビや新聞などで日ごろから耳にする火災のニュース。その原因として最も多いのは何かをご存じでしょうか。今回は、総務省が調査、発表した「平成28年(1月〜12月)における火災の状況」のデータを参考に、火災全体、建物火災、死者数から見た危険な出火原因を解説するとともに、それぞれの原因の具体的な事例と学ぶべき教訓について紹介します。
水災の補償で、水漏れなどによる「水濡れ」で損害を受けた場合、保険金は支払われるのでしょうか?残念ながら答えはNOです。あまり知られてはいませんが、「水災」と「水濡れ」の補償内容は大きく異なります。今回は「水濡れ」と「水災」の補償範囲の違いを紹介し、マンションと一戸建て、それぞれにお住まいの方におすすめの補償はどちらなのかを解説していきます。
火災保険の特約〜自転車事故などの日常生活のトラブルでも使えることをご存じですか?〜
火災保険の特約〜自転車事故などの日常生活のトラブルでも使えることをご存じですか?〜
建物や家財を、火災や、台風や豪雨による水災などから守る火災保険ですが、ある特約を付帯することで、お住まいへの被害の有無を問わず日常生活の事故に備えることもできます。今回は、見落としがちな日常生活に潜む事故のリスクにも備えられる特約の中から「個人賠償責任危険補償特約」「携行品損害補償特約」「受託物賠償責任危険補償特約」について解説します。
近年、火災に強い鉄筋コンクリート造のマンションやオール電化の住宅が増加しているので、火災保険が不要なのでは?と思う方もいらっしゃるようです。一方、一度火災を起こしてしまうと大きな損害になることは今も昔も変わっていません。あらためて、火災保険の必要性について検証してみましょう。
新築で住まいを購入したときは、新しい生活に心弾むものです。建物も設備も新しく快適な生活が待っています。住宅購入は、多額の資金を必要とし住宅ローンも組む方が多いです。大事な住まいが火事にあったり、災害にあって損害を受けたりするとたちまち生活の場が失われるとともに、多額の経済的な損失を被ることになります。そのようなリスクに対する備えは誰もが必要です。今回は、新築住宅を購入したときの火災保険の入り方を見ていきます。
火災保険を検討する際、初めての方は特に、保険料の相場が気になるのではないでしょうか。火災保険の保険料はさまざまな要素によって決まるため、相場はいくら、と一概にいうことは難しくなっています。今回は火災保険の保険料がどのように決まっているのか、保険料をなるべく安く抑えるポイントとともに解説します。
火災などが起こったとき、建物だけではなく、その建物内にある家具や電化製品といった「家財」も損害を受けることがあります。家財は火災保険に入るとき、建物と一緒に補償の対象にするかどうか選ぶことができます。ここではおさえておきたい「家財保険」のポイントと必要性について解説します。
保険料の中には年末調整や確定申告の際に必要経費として控除されるものがあります。生命保険や医療保険などの保険料は生命保険料控除などの対象となっていますが、自宅や家財を補償する火災保険の場合の控除はどうなるのでしょうか。今回は、火災保険と税金の関係について解説します。
火災による被害は、近隣の家で起こった火災が自分の家まで延焼することもあれば、自宅が火元となり損害を与えてしまうこともあります。今回は、そうした延焼・類焼の場合に火災保険がどのように補償してくれるのかを解説していきます。
生命保険・損害保険と似たような制度に「共済」があります。たとえば、火災保険と住宅関連の共済を比較した場合、どちらも住宅を補償対象にするという点では同じですが、根拠になる法律、契約の性質や補償のされ方など、さまざまな違いがあります。そこで今回は、火災保険と住宅関連の共済について、その違いや選び方のポイントを解説していきます。
地震保険は、地震保険法により、単独では加入できません。火災保険とセットで加入することになっている保険で、火災保険ではカバーできない地震や噴火、津波などによる損害を補償します。今回は知っておきたい地震保険の特徴や注意点、火災保険との関係について解説します。
分譲マンションを購入した際、つい忘れてしまいがちなのが、火災保険への加入です。一軒家でもマンションでも、火災や地震、その他災害の被害にあうリスクはあります。今回は、マンションならではの視点で、火災保険の補償の選び方の目安を説明します。