がん保険の入院給付金とは?必要性や請求の流れも解説

がん保険の入院給付金では、がん治療の目的で入院した際に給付金が支払われます。近年のがん治療は、通院で行える場合もありますが、入院が必要となった場合には入院費が高額になる可能性があるため、入院給付金が支払われるがん保険に加入すると安心できるでしょう。

がん保険の入院給付金とは?必要性や請求の流れも解説

本記事では、がん保険の入院給付金に関する基礎知識のほか、がん保険の種類による入院給付金の支払われ方の違いについて解説します。また、入院給付金の必要性や、入院給付金を請求する際の流れについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

がん治療で入院した際に支払われる、がん保険の入院給付金

がん保険の入院給付金とは、がんと診断され、治療のために入院した際に支払われる給付金のことです。がんの種類や病状によっては、治療が長期に及び、入院費が高額になる場合があります。がん保険に入院給付金を付けておくと、入院が必要になった場合の経済的な負担を軽減できます。

がん保険の免責期間

がん保険には一般的に免責期間が設定されており、保険契約後の一定期間は、がんと診断されても給付金が支払われません。がん保険の免責期間は、保険始期日から90日間(または3か月)とされているケースが多く、この場合、補償が始まるのは91日目からです。

SBI損保では、がん保険の契約締結日から保険始期日、免責期間、保険期間までは、下記のような流れで進みます。

■SBI損保におけるがん保険の補償の流れ

SBI損保におけるがん保険の補償の流れ

免責期間は保険会社によって異なるため、加入時に保険会社に確認しましょう。
なお、免責期間は保険会社によって呼び方が異なり、「支払猶予期間」や「待機期間」などと呼ばれることもあります。

がん保険のタイプによって、入院給付金の支払われ方が変わる

がん保険には、「定額保障タイプ」「実額補償タイプ」の2つのタイプがあります。加入するがん保険のタイプによって、入院給付金の支払われ方が変わるため、加入時にはどちらが自分に適しているかをよく検討することが大切です。

定額保障タイプは、主に生命保険会社が提供しているがん保険です。
入院給付金は「がんの治療を目的とした入院1日につき10,000円」など、契約時に設定した入院1日あたりの給付金額(日額)と入院日数で決まります。多くの場合、「1回の入院につき60日まで」あるいは「120日まで」と、保障される日数に制限があります。

一方の実額補償タイプは、損害保険会社が提供しているがん保険です。
がんの治療でかかった医療費の実額が、入院、通院を問わず支払われます。
SBI損保のがん保険は実額補償タイプとなっており、治療費の心配をすることなくがん治療を受けられます。

入院給付金以外のがん保険の給付金

がん保険には、入院給付金のほかにもさまざまな給付金があります。ここでは、がん保険の主な給付金を4つご紹介します。

通院給付金

がん保険の通院給付金は、がん治療のために通院した場合に支払われる給付金です。がん治療に長期入院を要するケースもありますが、最近では医療技術の進歩などにより、入院せずに通院で治療を行うケースも増えています。そのため、入院してもごく短期間であるケースが多く、通院での治療が中心となる傾向も見られます。
こうした背景から、通院給付金の重要性がますます高まっているといえるでしょう。

通院給付金は、入院給付金と同様、定額保障タイプと実額補償タイプによって支払われる金額が異なります。また、がん治療を目的とした入院の後の通院を要件とする保険会社があるため、給付金の支払われ方には注意が必要です。

診断給付金

がん保険の診断給付金は、がんと診断されたときに一時金として支払われるもので、「診断保険金」「診断一時金」ともいいます。
診断給付金の特徴は、入院や手術の有無にかかわらず、がんと診断が確定した時点で支払われることです。用途を自由に選べるため、入院費や通院費のほか、がん治療中の生活費や収入の補填などに使えます。

診断給付金の金額や支払回数は、保険会社によって異なります。なお、SBI損保では、診断給付金の金額を100万円、200万円、300万円から選べるようになっており、保険料を抑えたい場合は「なし」にすることも可能です。
また、所定の条件を満たせば、支払回数の制限はありません。がんの再発や転移といったリスクに備えたい場合に適しています。

手術給付金

がん保険の手術給付金は、がん治療のために所定の手術を受けた際に支払われる給付金です。

手術給付金の金額は、入院給付金と同様、定額保障タイプと実額補償タイプで異なります。定額保障タイプでは、手術の種類などに応じて決められた金額が支払われ、実額補償タイプでは実際にかかった費用が補償されます。

SBI損保では、手術給付金は入院給付金に含まれています。

自由診療・先進医療給付金

がん保険の自由診療・先進医療給付金は、がんの治療のために公的医療保険の対象外となる治療を受けたときに支払われる給付金です。

がん治療では、医療技術の進歩などに伴い、自由診療や先進医療が選択肢となるケースも増えてきています。これらの治療を行うと、費用が高額になることが少なくありません。自由診療・先進医療給付金は、そうした治療を選択する場合に役立つ給付金といえるでしょう。

がん保険の入院給付金の必要性

がん保険の入院給付金の必要性は、どのような補償が必要か、保険料をどれくらい支払えるかによって変わります。

がん治療の入院期間は短縮傾向にあり、通院でがん治療を行うケースが増えています。こうした変化に対応するためには、通院に対する保険の備えをしておくことが重要です。
たとえば、がんと診断された際に一時金を受け取れる診断給付金を設定しておくことで、入院の有無にかかわらず、まとまったお金を確保できます。また、通院保険金を設定しておくと、実際の通院にかかる費用に備えることが可能となります。

一方で、がんの種類や診断時の病状によっては、治療の初期段階や診断後すぐに入院が必要になるケースがあります。また、長期入院となった場合、診断給付金でカバーしきれない可能性もあります。がんの再発や転移などにより入退院を繰り返すことになれば、入院にかかる費用はさらに高額になるでしょう。
入院給付金があれば、そうした場合でも入院の日数や費用に応じた給付金を受け取ることができます。

もちろん、受け取れる給付金の種類を増やすと、保険料は高くなります。がん保険に加入する際は、自分に必要な補償内容と保険料の負担を総合的に判断して検討することが大切です。

SBI損保の入院保険金の申請の流れ

がん保険の入院給付金の請求手続きは、保険会社によって異なります。実際に請求する際には、がん保険を契約した保険会社が定めた手順で進める必要があります。
ここでは参考として、SBI損保のがん保険で入院給付金に該当する「入院保険金」を請求する流れを見ていきましょう。(執筆時点での情報となります。)

1. 入院保険金の請求書を取り寄せる

SBI損保のがん保険で入院保険金を請求する際は、まずSBI損保に連絡し、請求書類を取り寄せます。
下記について聞かれることがあるため、準備しておくといいでしょう。

<請求書類を取り寄せる際に準備しておくもの>

  • 証券番号
  • ご契約者名
  • 診断内容(がんの種類)
  • がんと診断された日(診断確定日)
  • 入院した医療機関名
  • 受診経緯
  • がんの治療予定

2. 申請書類に記入し、必要書類を準備して提出する

SBI損保から入院保険金の請求書を取り寄せたら、必要事項を記入し、必要書類をそろえて提出します。

3. 審査結果を待つ

入院保険金の請求書と必要書類を提出したら、SBI損保が審査を行います。
なお、状況に応じて、前述の必要書類以外の書類の提出が必要になることがあるため、適宜対応してください。

4. 入院保険金を受け取る

SBI損保の審査が完了すると、入院保険金が支払われます。保険金の受取人の口座に支払われます。

がん治療での入院に備え、がん保険の入院給付金を検討しよう

がん保険の入院給付金は、がんの治療のために入院した場合に支払われる給付金です。近年のがん治療は、入院から通院にシフトしていますが、がん保険に入院給付金を付けておけば、入院が必要になった場合にも、入院日数や費用に応じた給付金を受け取ることができます。

SBI損保のがん保険であれば、入院費も含めてかかった分が実額補償されますので、候補に入れてみてはいかがでしょうか。

この機会に、がんに備えるため、がん保険のお見積りをしてみましょう。すでに加入済みの人は、加入しているがん保険の内容と比較をしてみてください。

執筆年月日:2025年9月25日

監修:辻田 陽子(つじた ようこ)

監修:辻田 陽子(つじた ようこ)

FPサテライト株式会社所属 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
税理士事務所、金融機関での経験を経て、「好きなときに好きな場所で好きなことをする」ため房総半島へ移住。現在は地方で移住相談や空き家活用に取り組みながら、ファイナンシャルプランナーとして活動中。

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