自由診療とは、健康保険を利用しないで自費で受ける診療のことで、「先進医療」にも当てはまらないような最新のがん治療もこれに該当します。このような先進医療や自由診療は、治療費が全額自己負担となるため、高額になってしまう場合があります。

自由診療の治療費例

たとえば、海外ではがん治療に有効だと認められている抗がん剤でも、国内では未承認で、自由診療となるものもあります。がん治療においては、こうした自由診療での治療が有効な治療方法ということもあります。

<図>自己負担金額例

※治療費は医療機関とSBI損保の調査をもとに算出。(2012年9月現在)

上記の例のように国内で未承認の抗がん剤によるがん治療が行われることがあります。国内で使われている未承認薬のうち、じつに4割以上が抗がん剤治療と言われています。
(出典:厚生労働省「治験実施状況及び未承認薬使用状況についての調査 平成21年」によるサンプル調査。)
国内で未承認ながら、自由診療で使用される抗がん剤の一部をご紹介します。

公的医療保険適用外の抗がん剤による治療例

医療機関とSBI損保の調査をもとに作成(2018年4月現在)

未承認薬
公的医療保険の適用外となる薬剤

適応外薬
投与の対象となる疾病などが公的医療保険の適用外となる薬剤
(例:Aがんに対しては公的医療保険の適用だが、Bがんに対しては適用外など)

一般名
(薬剤商品名の例)

アベマシクリブ
(Verzenio®)

リツキシマブ
(リツキサン®)

ニボルマブ
(オプジーボ®)

レンバチニブ
(レンビマ®)

カルボプラチン
(パラプラチン®)

国内において保険適用されているがんの種類

なし

CD20陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫、免疫抑制状態下のCD20陽性のB細胞性リンパ増殖性疾患 等

悪性黒色腫、非小細胞肺がん、腎細胞がん、古典的ホジキンリンパ腫、頭頸部がん、胃がん

甲状腺がん、肝細胞がん

頭頸部がん、肺小細胞がん、睾丸腫瘍、卵巣がん、子宮頸がん、悪性リンパ腫、非小細胞肺がん、乳がん 等

国内で保険適用されていないが、欧米で効果が認められている がんの種類

乳がん

慢性リンパ性白血病

尿路上皮がん

腎細胞がん

食道がん

欧米における状況等

承認*1

×

ガイドライン掲載*2

投与方法

毎日
2回服用

4週間に
1回注射

2週間に
1回注射

毎日
1回服用

5週間に
5回注射

価格

200mg/1錠
67,000円

100mg/10mL
1瓶
32,212円

40mg/4mL
1瓶
131,000円

4mg
1カプセル
3956.4円

50mg/5mL
1瓶
3,495円

1サイクルの参考価格*3

4,363,760円

222,279円

794,360円

518,010円

83,480円

1米国FDAまたは欧州EMA。

2米国のNCCNまたはNCI診療ガイドライン。

31サイクルの参考価格は、患者の体格、症状、投与頻度、併用する薬剤等によって変わる。
アベマシクリブ、レンバチニブは1ヶ月あたりの価格とした。
アベマシクリブ、ニボルマブの薬剤費は参考価格、その他の薬剤は薬価基準による。

上記薬剤は「SBI損保のがん保険」の補償対象となり得ますが、 次の条件を満たす必要があります。
「その治療の臨床的な有効性が科学的に確認されており、かつ主治医がその治療の必要性を認めていること。」

自由診療を受ける場合は、事前に診療計画をご提出いただくことが必須となります。

他にも自由診療となるがん治療の具体例をご紹介します。

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