SBI損保調査 医師アンケート
多くの医師が「実額補償タイプのがん保険」が望ましいと考えている!
自由診療の現状として以下の結果となりました。
Q. 患者さまの経済的事情により、がん診療計画の変更・見直しを行ったことはありますか?
患者さまの経済的事情により、がん診療計画の見直しを行った経験のある医師は83.6%となりました。この結果から、がん診療において、患者さまの経済的要素が治療方法などに影響をおよぼしていることがうかがえます。
Q. 保険外診療(自由診療)について、患者さまから相談を受けたことがありますか?
がん治療の自由診療について、患者さまから相談を受けたことがある医師は、全体の71.8%となりました。患者さまがさまざまな治療方法に関心を持たれていることがうかがえます。
Q. 公的医療保険で未承認や適用外の治療法であっても、患者さまがそれらの治療費用を補償するがん保険に加入していれば患者さまの経済的負担を考慮せずに公的医療保険診療の範囲内外にこだわらず最善の治療を行えると思いますか?
8割の医師が患者さまの経済的負担がなければ自由診療も含めて最善の治療を行えると考えている結果となりました。
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topics
がん保険の「定額保障タイプ」と「実額補償タイプ」とは?
■定額保障タイプ
入院1日につき1万円、手術1回につき20万円など、支払われる保険金があらかじめ設定されています。■実額補償タイプ
入院・通院・手術等をした時の実際にかかった費用が補償されます。-
Q. がん保険には支払われる保険金があらかじめ設定されている定額保障タイプと治療や手術にかかった費用をかかった分だけ補償する実額補償タイプがありますがどちらが望ましいと考えますか?
医師110名にアンケートを行った結果、8割以上の医師が「定額保障タイプのがん保険」より「実額補償タイプのがん保険」の方が望ましいと回答されました。現在、がん保険の主流である「定額保障タイプのがん保険」を抑え、多くの医師が「実額補償タイプのがん保険」を推奨していることが明らかになりました。
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医師へのアンケートからもわかるように、患者さまの経済的な備えが、がん治療の選択肢を広げます。患者さまと医師の双方にとってがん治療の課題は、高額な治療費になることもある自由診療の選択です。経済的な備えとがんの治療方法の選択は密接に関連し、自由診療を受けるときの治療費の備えが治療計画へ反映されます。
*円グラフの数値は小数点第一位を四捨五入しています。
- 調査概要
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- 【調査標本】エムスリー株式会社が運営するm3.comの会員医師
- 【調査対象者】がん治療において、米国のNCI(米国国立がん研究所)やNCCN(全米総合癌センターネットワーク)等のがん診療ガイドラインを参考にしたことがあり、100床以上の病院に勤務する一般外科医110名
- 【調査内容】がん治療費、保険外診療(自由診療)及びがん保険に関する調査
- 【調査手法】インターネットでのアンケート調査
- 【調査期間】2024年10月