Step 5. 患者さまの経済的事情により、がんの治療計画を見直すことがある

SBI損保調査 医師アンケート

多くの医師が「実額補償タイプのがん保険」が望ましいと考えている!
自由診療の現状として以下の結果となりました。

Q. 患者さまの経済的事情により、がん診療計画の変更・見直しを行ったことはありますか?

患者さまの経済的事情によりがん診療計画の見直しを行った経験のある医師は、前回調査時の78.1%から大幅に増加し、91.4%となりました。この結果から、がん診療において、患者さまの経済的要素が治療方法などに影響をおよぼしていることがうかがえます。

Q.患者さまの経済的事情により、がん診療計画の変更・見直しを行ったことはありますか?

Q. 保険外診療(自由診療)について、患者さまから相談を受けたことがありますか?

がん治療の自由診療について患者さまから相談を受けたことがある医師は全体の84.8%となり、2017年12月の前回調査時の78.1%から、6.7%増加しました。患者さまがさまざまな治療方法に関心を持たれていることがうかがえます。

Q.保険外診療(自由診療)について、患者さまから相談を受けたことがありますか?

Q. 公的医療保険で未承認や適用外の治療法であっても、患者さまがそれらの治療費用を補償するがん保険に加入していれば患者さまの経済的負担を考慮せずに公的医療保険診療の範囲内外にこだわらず最善の治療を行えると思いますか?

約8割の医師が患者さまの経済的負担がなければ自由診療も含めて最善の治療を行えると考えている結果となりました。

Q.公的医療保険で未承認や適用外の治療法であっても、患者さまがそれらの治療費用を補償するがん保険に加入していれば患者さまの経済的負担を考慮せずに公的医療保険診療の範囲内外にこだわらず最善の治療を行えると思いますか?

Q. がんゲノム医療の結果、遺伝子異常に対応する薬や治療法が保険適用外である場合、未承認薬や適応外薬など保険適用外部分の治療費も全て補償される「実額補償タイプのがん保険」に加入している患者さまであれば、経済的な負担を心配しなくてよいため、保険適用外の治療を推奨しやすいと考えますか。

「実額補償タイプのがん保険」に加入している患者さまに対しては、保険適用外の治療を推奨しやすいと回答された医師は76.2%となりました。がんゲノム医療において、遺伝子異常に対応する薬や治療法が保険適用外であった場合も、保険適用外部分の治療費も全て補償される「実額補償タイプのがん保険」に加入していれば、治療の選択肢が広がると考えられます。

Q.がんゲノム医療の結果、遺伝子異常に対応する薬や治療法が保険適用外である場合、未承認薬や適応外薬など保険適用外部分の治療費も全て補償される「実額補償タイプのがん保険」に加入している患者さまであれば、経済的な負担を心配しなくてよいため、保険適用外の治療を推奨しやすいと考えますか。
topics

がん保険の「定額保障タイプ」と「実額補償タイプ」とは?

■定額保障タイプ
入院1日につき1万円、手術1回につき20万円など、支払われる保険金があらかじめ設定されています。

■実額補償タイプ
入院・通院・手術等をした時の実際にかかった費用が補償されます。

Q. がん保険には支払われる保険金があらかじめ設定されている定額保障タイプと治療や手術にかかった費用をかかった分だけ補償する実額補償タイプがありますがどちらが望ましいと考えますか?

今回のアンケート結果では84.8%の医師が「定額保障タイプのがん保険」より「実額補償タイプのがん保険」の方が望ましいと回答し、前回調査時の74.3%から増加しました。現在、がん保険の主流である「定額保障タイプのがん保険」を抑え、多くの医師が「実額補償タイプのがん保険」を推奨していることが明らかになりました。

医師へのアンケートからもわかるように、患者さまの経済的な備えが、がん治療の選択肢を広げます。患者さまと医師の双方にとってがん治療の課題は、高額な治療費になることもある自由診療の選択です。経済的な備えとがんの治療方法の選択は密接に関連し、自由診療を受けるときの治療費の備えが治療計画へ反映されます。

*円グラフの数値は小数点第一位を四捨五入しています。

調査概要
  • 【調査標本】
    エムスリー株式会社が運営するm3.comの会員医師
  • 【調査方法】
    m3 Fast Survey(エムスリー株式会社が運営する医療従事者対象リサーチサービス)
  • 【調査内容】
    がん治療費、保険外診療(自由診療)及びがん保険に関する調査
  • 【調査対象】
    がん治療において、米国のNCI(米国国立がん研究所)やNCCN(全米総合癌センターネットワーク)等のがん診療ガイドラインを参考にしたことがあり、100床以上の病院に勤務する一般外科医105名
  • 【調査期間】
    2021年7月

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