SBI損保、Guidewire InsuranceSuiteを国内初導入
引受業務、契約/請求管理、損害サービス管理業務システムに活用
損害保険のすべての業務を支えるGuidewire InsuranceSuite、柔軟性と汎用性を兼ね備えるエンタープライズシステム・スイートを提供しコスト削減を可能に

2012年11月7日
SBI損害保険株式会社
ガイドワイア ソフトウェア ジャパン株式会社

SBI損害保険株式会社(本社:東京都港区六本木、代表取締役社長:城戸 博雅、以下 SBI損保)とガイドワイア ソフトウェア ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区有楽町、代表取締役社長:古田 明宏、以下 ガイドワイア)は本日、SBI損保が8月に販売開始した「SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)」(以下 がん保険)のための新コアシステムとして、ガイドワイアの保険アプリケーションスイート「Guidewire InsuranceSuite」を導入し、本格稼動を開始したことを発表しました。国内損害保険会社によるInsuranceSuiteの導入は今回が初となります。


SBI損保は、同社の新商品であるがん保険について、柔軟性や機動性の低い従来の基幹システムではなく、全く新しいコアシステムを構築することを決定しました。
新システムには、業務を進める上で必要とされる機能がすべて網羅されていると同時に、”コンパクトなシステム”かつ“コンパクトな運用体制”という同社の情報システム方針に沿った高い柔軟性と拡張性を実現するシステム・アーキテクチャが必要であり、この要件を満たす複数のシステムを比較、評価した結果、ガイドワイアのInsuranceSuiteの導入を決定しました。


「SBI損保は設立当初より、『顧客中心主義』のビジョンを掲げ、お客様にWebサービスの利点を生かした高品質のサービスを、どこよりも安い保険料でご提供することを追求してきました。
ガイドワイアの製品に対するビジョンは、当社のそれと非常にマッチしています。ガイドワイアは、最終的には我々自身での運用実現を前提として、完成度の高いプラットフォームとコンサルティングサービスを提供してくれました。その結果、当社が求める品質、機動性、そしてコスト効率性のすべてにおいて非常に優れたシステムの構築が実現できました」と、SBI損保、取締役 藤岡 和之輔氏は述べています。

SBI損保がGuidewire InsuranceSuiteの導入を決めた主なポイントは下記の通りです
●高い柔軟性と拡張性を実現したシステム・アーキテクチャ
●業界に特化の充実した機能とコスト効率性の高いソリューション
●自社内でシステム要件の変更や更新が実現することによる機動性の確保


今回の新コアシステム選定は、がん保険のみではなく他のビジネスラインへの展開も可能にするシステム構造の実現を視野にいれて行われています。


今年2月よりスタートした導入プロジェクトは、SBI損保とガイドワイアの専任チームの他に、株式会社B-Prostが参加して行われました。
そして、Guidewire InsuranceSuiteを構成する3つのコンポーネントのうちGuidewire PolicyCenter®(引受業務、契約管理業務支援システム)とGuidewire BillingCenter®(請求管理支援システム)が、ガイドワイアとしても最短記録となる6ヶ月という短期間で第一弾が終了し、またGuidewire ClaimCenter®(損害サービス管理支援システム)も11月に本格稼動開始となり、全導入プロジェクト完了まで9ヶ月という短期間で終えることができました。今回の導入プロジェクトについて、SBI損保の藤岡氏は次のように述べています。


「アジャイル手法でのプロジェクト遂行は当社にとって初めての経験であり、途中とまどうこともありましたが、両社のチーム同士で緊密に連携し、話し合いを行うことで問題点や疑問点を解決していきました。ガイドワイアのチームは高い技術力を持つだけではなく、日本特有の損害保険ビジネスについてもよく理解してくれており、大きな問題が発生することなくプロジェクトを進めることができました。今回は短期間で完了させなければならないプロジェクトでしたが予定期間内、かつ予算内で無事終えることができました」


「SBI損保様が、Guidewire InsuranceSuiteの導入を決定していただいたことを、非常に嬉しく思っています。SBI損保様は、最適なサービスをお客様へ提供するために積極的に先進的なシステムを取り入れています。当社は、高い品質とコスト削減を実現するGuidewire Insurance Suiteにより、SBI損保様が、一層のビジネスの拡大を実現するお手伝いができることを喜ばしく思います」とガイドワイア ソフトウェア社、アジアパシフィック地域担当バイスプレジデント、イアン・タバナーは述べています。

Guidewire InsuranceSuiteについて
Guidewire InsuranceSuiteは、今日の損害保険業界において必要不可欠である全業務(引受業務、顧客サービス、査定の各業務や管理者、役員などの管理業務含む)をサポートします。Guidewire InsuranceSuiteは、Guidewire PolicyCenter、Guidewire ClaimCenterおよびGuidewire BillingCenterで構成され、各機能はそれぞれ個別のアプリケーションとして提供されるため、ユーザーは必要性や優先度に応じて選択することができます。高い柔軟性のあるアーキテクチャにより、損害保険会社による保険契約者や代理店に対する迅速かつ高品質の商品とサービスの提供と、思い通りの保険を実現できるよう支援します。また、引受業務の改善やオペレーションコストの低減も実現します。

SBI損害保険株式会社について
SBI損保は、「より多くのお客さまの生活に、より大きな安心をお届けするために」という理念のもと、インターネットを最大限活用し、お客さまによりわかりやすく、より利便性の高い損害保険サービスの提供に努めるとともに、お客さまにとって身近で信頼される損害保険会社を目指します。
詳細についてはhttp://www.sbisonpo.co.jp/をご覧ください。

ガイドワイア ソフトウェアについて
ガイドワイアソフトウェアは、損害保険会社向けに柔軟性の高いコアシステムを提供するリーディングプロバイダーです。柔軟性と拡張性の高いシステム・アーキテクチャにより、ガイドワイアのソリューションは損害保険会社のより低コストで高品質のサービスの提供を支援します。ガイドワイアが提供する保険アプリケーションスイート「Guidewire InsuranceSuite™」は、Guidewire PolicyCenter®、Guidewire ClaimCenter®およびGuidewire BillingCenter®で構成され、引受業務、契約管理業務、クレーム管理、そして請求管理まで損害保険業務における主要業務のすべてをサポートします。ガイドワイアソフトウェアは2001年に設立され、米国カリフォルニア州サンマテオに本社を置いています。ガイドワイア ソフトウェア ジャパンは、ガイドワイアソフトウェアの日本法人です。詳細についてはhttp://www.guidewire.jp/をご覧ください。

<本プレスリリースに関するお問い合せ先>
SBI損害保険株式会社 取締役 藤岡 和之輔
TEL:03-6229-0193/Email:kfujioka@sbisonpo.co.jp


ガイドワイア ソフトウェア ジャパン株式会社 ジョエル・ゲイ
TEL:03-6860-4558/Email:jgay@guidewire.com


ガイドワイア ソフトウェア ジャパン 広報代理
株式会社プラップジャパン 清水 英恵、鈴木 勇夫
TEL:03-4580-9109/Email:h-shimizu@prap.co.jp


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以上