2022年 年頭所感

2022年1月4日
SBI損害保険株式会社

新年明けましておめでとうございます。

まずは、新型コロナウイルス感染症に罹患された方々やそのご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、医療に従事される方をはじめ、第一線で奮闘されている皆さまに対して、深く感謝を申し上げます。

昨年は2020年に続き新型コロナウイルスが猛威を振るった1年間でした。東京都では1年間の半分以上が緊急事態宣言下となる中、新しい生活様式が定着し、2020年以上にニューノーマルへの変化が求められた年でした。
当社においても、コーポレートスローガンを「プライスリーダーからゲームチェンジャーへ」(※1)とし、同時に、企業としての持続可能な成長を目指すため、中期5か年経営計画において7項目のKGI(7 Goals)を設定しました。

7 Goalsの中でも2021年は特に、「顧客志向/CX(カスタマーエクスペリエンス)」「先進志向/DX(デジタルトランスフォーメーション)」の実現に注力し、社内横断的なプロジェクト “DX Force 2021”や“CXデザインチーム”の活動を通じて顧客中心主義を突き詰めようと、数々のトライ&エラーを重ねました。
社外のパートナーとも積極的に協業し、損保業界で初めてエーミング(※2)を全国で可能とする体制を構築し、日本で初めての健康口座に専用の医療保険を提供するなど、年間を通じて新たな挑戦も続けてきました。

また7 Goalsの一つとした、企業としての「社会的責任」を果たすべく、これまで以上にSDGsや地方創生への貢献に向けた施策を実施し、その発信にも力を入れました。
当社は地方創生の柱の一つとして、2020年よりJリーグ「大分トリニータ」のスポンサーを務めています。昨年のリーグ戦では苦しいゲームが続きましたが、年末の天皇杯では準優勝という素晴らしい結果でシーズンを締めくくりました。トリニータのプレイを通じ、「諦めないこと」「努力すること」「信じること」、そして「困難を楽しむ勇気」を学べたことは、当社にとっても大きな財産となりました。

2022年は、社会の変化がさらに加速すると予想しています。今年の干支である「壬寅(みずのえとら)」には、地道な努力により困難に打ち勝ち、大きく花開くという意味があります。当社にとっても、7 Goalsの達成に全力で取り組むことにより、「新しい時代に、新しい保険を」(※3)提供していくための大きな飛躍の年となることを信じています。

最後になりましたが、本年が皆さまにとって穏やかで素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

SBI損害保険株式会社
代表取締役社長 五十嵐 正明

ここでのゲームチェンジャーとは保険および保険業界の状況や流れを一変させる人物や出来事を言います。

先進安全自動車に搭載された電子制御装置整備

当社の企業理念