海外旅行保険はなぜ必要なのか?海外旅行でよくあるトラブルも解説!

海外旅行保険はなぜ必要なのか?海外旅行でよくあるトラブルも解説!

海外旅行に行く人が徐々に増えつつある昨今、「今年こそは海外旅行に行きたい」と考えている方も少なくないでしょう。海外旅行を心置きなく楽しむためには、旅行中の予期せぬトラブルに備えられる「海外旅行保険」に加入しておくことが大切です。

本記事では、海外旅行保険はどのような保険なのか、その必要性や補償内容について紹介します。さらに海外旅行でよくあるトラブルや、クレジットカードに無料で付いている海外旅行保険との違い、海外旅行保険の加入方法についても解説します。

「海外旅行に行く予定だけど、海外旅行保険の加入は必要?」「海外旅行中はどのようなトラブルに備える必要があるの?」という疑問をお持ちの方はぜひチェックしてみてください。

海外旅行保険とは?

海外旅行保険とは、海外旅行中のけがや病気、持ち物の盗難やパスポートの紛失、海外旅行中のさまざまなトラブルに備えるための保険です。

海外旅行保険の保険期間は、旅行者が自宅を出発して帰宅するまでの間です。海外滞在中や往復の機内だけでなく、自宅から空港(空港から自宅)といった国内の移動中に起こったトラブルもカバーされます。

海外旅行保険はなぜ必要なのか?

民間の医療保険に入っているから「海外旅行保険は必要ない」と考える人もいるかもしれません。しかし、海外旅行中の治療費の補償が受けられるかどうかは、加入している保険によって異なります。また、海外でけがや病気をして治療が必要になった場合、治療費が高額になることが多いため、民間の医療保険で補償が受けられる場合でも、補償金額が十分ではない可能性があります。

海外旅行先の国の医療事情や病気やけがの内容にもよりますが、1,000万円を超える治療費を請求されるケースもあるほどです。そのような予期せぬ高額な治療費が発生した際に、経済的な負担をカバーしてくれるのが海外旅行保険です。

また海外旅行先では盗難にも注意が必要です。海外旅行者を狙ったスリや置き引き被害が多発している国もあり、バッグや時計などの貴重品が盗難にあう可能性もあります。このようなトラブルに備えるためにも海外旅行保険は必要といえるでしょう。

海外旅行保険に加入していなかったことで、海外旅行先のトラブルで多額の出費が発生してしまった旅行者は少なくありません。このような事態に備えるために、日本の外務省でも海外旅行保険の加入を推奨しています。

海外旅行保険で備えておきたい具体的なトラブルやリスクについては後述するので、詳しい内容を知りたい方はチェックしてみてください。

海外旅行保険の主な補償内容は?

ここでは海外旅行保険でカバーされる主な補償内容について解説します。どのようなトラブルでどのような補償が受けられるか知っておきましょう。

治療費用

海外旅行中にけがや病気で治療が必要になった場合、海外旅行保険ではその際の治療費が補償されます。なお、海外旅行中の事故などが原因で後遺障害が出てしまった場合には、オプションの傷害後遺障害保険金支払特約を付帯することで備えることができます。また、海外で突然歯が痛くなった場合の緊急歯科治療費用の補償も、オプションで追加できます。

そのほか、入院や通院のための交通費や治療のために通訳を雇った際の費用、入院時の通信費や身の回り品の購入費など、海外での治療に際してかかった付随費用まで補償の対象となるのが一般的です。

救援費用

海外旅行先で入院が必要になった場合などは、救援や看病のため家族が現地に赴くケースもあるでしょう。海外旅行保険では、そのような際の渡航費用や宿泊費なども補償されます。また、海外旅行中の事故で捜索や救助が必要になった場合の費用も対象となります。

傷害死亡・疾病死亡

海外旅行中の事故や病気が原因で死亡した場合は、死亡保険金が遺族など(死亡保険金受取人)に支払われます。保険会社が提供する海外旅行保険では、けがによる死亡、病気による死亡のどちらも補償されるものが一般的です。

携行品損害

バッグや時計、パスポートなどの身の回り品が盗難にあったり、破損したりした場合に補償されます。保険金は損害を受けた身の回り品の再調達価格か、修繕費のいずれか低いほうが支払われるのが一般的です。パスポートの補償は、帰国するための渡航書の発給申請や取得にかかった費用(交通費や手数料)が保険金として支払われます。

なお、あくまで「偶発的な事故」による損害が対象なので、置き忘れや紛失など旅行者本人の過失があった場合は補償されません。また、現金やクレジットカードなども補償の対象外です。

手荷物遅延・航空機遅延

手荷物遅延は、海外旅行の際に航空会社に預けた手荷物が、目的地に到着してから6時間以内に受け取ることができなかった場合、衣類や生活必需品、身の回り品購入費などが、実費または定額で補償されます。

航空機遅延はオプションでの加入となることも多い補償ですが、航空機が遅延、欠航した場合、待機しなければならない間の宿泊費や食事代が補償されるものです。

その他の補償

海外旅行保険では、上記以外にも次のようなトラブルに備えることができます。

・海外旅行中に被害事故に遭い損害賠償請求を行った場合の訴訟費用や弁護士費用
・他人のモノを壊したりけがをさせてしまったりした場合の賠償費用
・家族の病気・けが・死亡などで旅行をキャンセルした場合の取消料や違約料

海外旅行保険で備えたい!海外旅行でよくあるトラブルとは?

海外旅行保険で備えたい!海外旅行でよくあるトラブルとは?

海外旅行保険に加入しておくことで、海外旅行中に起こりうるトラブルに備えることができます。ここでは海外旅行保険で備えたい、海外旅行でよくあるトラブルについて詳しく解説します。

高額の治療費がかかってしまった!

海外旅行中のトラブルで最も多いのがけがや病気です。海外で治療を受ける場合、高額な治療費が発生する可能性が高いため、海外旅行保険に入らずに海外に行くのは非常にリスクが高くなります。

医療制度や医療事情は国によって大きく異なるため、日本では少額で済むような治療を受けた場合でも、日本でかかる治療費に比べて何十倍もの金額が請求されることもあります。腹痛・下痢、骨折などの治療で1,000万円もの治療費がかかったケースもあるので、アメリカなど医療費の水準が高い国に行く場合は特に注意が必要です。

仮に海外旅行先でけがや病気になってしまった場合、海外旅行保険に入っていないからといって病院に行かないのは非常に危険です。海外では慣れない食事や時差による睡眠不足などの影響で体調を崩しやすくなることも考慮しておきましょう。

後から申請することで、日本の健康保険から海外で支払った医療費の一部の払い戻しが受けられる「海外療養費」という制度もありますが、現地での立替払が必要です。また日本の医療費と同様、原則3割の自己負担が必要となるため、全額は戻ってきません。また日本国内で保険診療として認められていない治療は対象外となる点や、申請書類の準備に時間や手間がかかることも覚えておきましょう。

パスポートや貴重品を盗まれてしまった!

パスポートや貴重品の盗難被害にあう日本人は少なくありません。どんなに安全な国と言われていても、日本ほど治安のよい国はめったにないため、海外旅行に行く際の盗難対策は必須です。

特にパスポートが盗まれた場合は、現地の警察署への届出や帰国のための渡航書の発給手続きが必要になるため、費用も手間もかかります。自分だけで対応するには負担がかかる場合もあるので、そのような時に日本語でサポートが受けられる海外旅行保険に入っておくと安心です。

また空港で預けた荷物が紛失する「ロストバゲージ」の可能性も、国内旅行より高くなります。航空機の乗り継ぎがある場合はさらにそのリスクが高まるため、海外旅行保険で備えておくことをおすすめします。

言葉が通じず事故やトラブルの対応ができない!

海外旅行先での事故やトラブルにあった際、言葉が通じず、途方に暮れる人もいます。国や地域によっては英語すら通じない可能性もあるので、現地の言葉に自信がない人は日本語サポートのある海外旅行保険に入っておくと安心です。

一般的な海外旅行保険には、現地の提携先の病院での治療費の立替えが不要になるキャッシュレスサービスや、24時間365日いつでも電話で日本語サポートが受けられるサービスが付いています。

SBI損保の海外旅行保険なら、「海外サポート充実タイプ」を選択することで、日本語ガイドの手配や対面での相談が可能なサービスも受けられるので、さらに心強い味方となるでしょう。

クレジットカードに無料で付いている海外旅行保険との違いは?

海外旅行保険で備えたい!海外旅行でよくあるトラブルとは?

一部のクレジットカードには無料で海外旅行保険(旅行傷害保険)が付いているものもあります。このようなクレジットカードを持っている場合、「別途海外旅行保険を契約する必要はないのでは?」と考える人もいるでしょう。

しかしクレジットカードに付いている海外旅行保険では、利用する人にとって必要な補償が十分に備わっていない場合もあります。たとえばゴールドカードに付いている海外旅行保険でも、保険会社の海外旅行保険よりも補償内容が限定的である場合が多いので注意が必要です。

ここでは「クレジットカードに無料で付いている海外旅行保険で十分なのでは?」と考える人のために、クレジットカードに無料で付いている海外旅行保険の一般的な補償内容と、利用時の注意点を解説します。

クレジットカードに無料で付いている海外旅行保険の補償内容

クレジットカードに無料で付いている海外旅行保険は、保険会社のものより補償内容が限定的で、治療費用・救援費用の補償が低額なものや、疾病によって死亡した場合の補償がないものが一般的です。

またクレジットカードの海外旅行保険は、保険会社からクレジットカード会社に契約内容を確認する手続きが発生するため、事故対応開始まで時間がかかることも。さらに病院や通訳の手配を自分で対処しなければならない場合もあります。

SBI損保の海外旅行保険なら、治療費用や救援費用の補償が手厚く、疾病による死亡も補償されます。さらに海外で突然歯が痛くなった場合の緊急歯科治療費用の補償もオプションとして追加でき、万が一のトラブルを幅広くカバーできます。24時間365日の日本語サポートも受けられるので、予期せぬ海外旅行中のトラブルに見舞われた際の不安も軽くできるでしょう。

クレジットカードに無料で付いている海外旅行保険を使う場合の注意点

クレジットカードに無料で付いている海外旅行保険は、旅行代金をそのクレジットカードで支払うことを適用の条件としているものが多く見られます。このように保険の適用にあたって一定の利用条件を設けているものを「利用付帯」といいます。一方でクレジットカードを持っているだけで保険が適用されるものを「自動付帯」といいます。

クレジットカードに付いている海外旅行保険を使おうと考えている人は、ご自身が持っているカードの保険が利用付帯なのか自動付帯なのか事前に確認しましょう。利用付帯の場合、条件を満たしていることを確認することが大切です。

またクレジットカードの海外旅行保険が使える場合でも、保険会社の海外旅行保険に比べて補償内容や補償される金額が十分ではなく、トラブルの内容によってはまったく補償されないケースや、多くの自己負担が発生する可能性があります。治療費のキャッシュレスサービスが受けられず、多額の治療費を立て替える必要性が出てくる場合もあります。

このようなリスクもふまえて、海外旅行の際にクレジットカードに付いている海外旅行保険で対応することを考えている場合は、自分に必要な補償やサポートが受けられるか、補償される金額は十分か、よく確認しておきましょう。

海外旅行保険の加入方法とは?

海外旅行保険に加入するには、旅行会社などの店舗で旅行を申し込む際に一緒に加入する方法、空港で出発時に申し込む方法、保険会社で単独で海外旅行保険に加入する方法などがあります。空港のカウンターや自動販売機で加入する海外旅行保険は、旅行出発日当日に申込みが可能です。

しかし、海外旅行保険に加入するために店舗に出向く時間がない人や、空港のカウンターや自動券売機で手続きに手間取りたくない人もいるでしょう。そのような人はインターネットで申し込める保険会社の海外旅行保険がおすすめ。SBI損保の海外旅行保険なら、旅行出発日当日でもスマートフォンで手軽に申込できます。インターネットならではの割安な保険料で加入できる点も魅力です。

まとめ

海外旅行保険は、海外旅行中のけがや病気、盗難などのトラブルに備えられる保険です。クレジットカードに付いている海外旅行保険は、補償内容が限られており、補償される金額も低めに設定されているものが多く見られます。そのため必要な補償が不足してしまう可能性もあります。旅行者に必要な補償がしっかり備わっている保険会社の海外旅行保険への加入を検討しましょう。

SBI損保の海外旅行保険は、ネット専用保険ならではの低価格が魅力です。補償項目や保険金額をカスタマイズできるので、必要な補償を選びつつ無駄なく保険料を節約できます。万が一の際も、24時間365日対応の日本語サポートが受けられるので安心です。思いっきり海外旅行を楽しむために、SBI損保の海外旅行保険で旅先のトラブルに備えておきませんか?

執筆年月日:2024年2月20日

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