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第67回 カプセルトイブーム

7.9(土)O.A.(第67回)
カプセルトイブーム

「カプセルトイ」。もっと身近な言い方だと「ガチャガチャ」「ガチャポン」など、時代・地域・メーカーによっていろんな呼び方がありますが、今ではアイテムや種類が多彩で大人気。これが4回目のブームで、現在の国内の市場規模は400億円を超えています。

「ガチャガチャ」という呼び方がしっくりくるという杉浦太陽さんも、子どもの頃は近所の駄菓子屋さんやオモチャ屋に何台かあって「キン肉マン消しゴム」、通称「筋消し」や「ガンダム消しゴム」、通称「ガン消し」に夢中になったそうです。

ただ、いまカプセルトイにはまっている方はご存じでしょうが、最近は規模や種類がかつてとは大違い。専門店がそこかしこにあって、並ぶマシンは数百台。中には1,000台を超えるショップもあります。例えば「ガシャポンのデパート池袋総本店」はバンダイの“ガシャポン”が3千台。その光景は壮観です。

アイテムが多彩というのは、例えば羽田空港 第1ターミナルに置かれたJALマシーンのカプセルの中身はコックピットで誤った操作を防ぐために使う「操作禁止タグ」やエンジンを支えていた「エンジンボルト」など、廃棄予定だった航空機関連品。航空ファンなら垂涎の的でしょう。 他にも開発・販売する会社社員のお母さんたちが手書きした「お母さんの秘伝カレーレシピ」なんていうのもあります。今や新しいアイデア、ビジネスの発信ツールです。

僕たち大人でも多くの人が通ったカプセルトイ。杉浦家では親子で「ガシャポンのデパート池袋総本店」に行ったところ大いに盛り上がったそうです。欲しいものは違うかもしれませんが、親子でカプセルトイ集め、楽しいかもしれません。

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