第98回 子どもと編み物

以前は“女性がやるもの”というイメージが強かった編み物。時代は変わり、今では男性でも趣味にする人が増えているようです。SNSには「＃編み物男子」という投稿があり、編み物にハマっていく男子高校生を描いた「ニッターズハイ！」という漫画も人気だとか。イギリスでも最近は手芸が大流行していて、編み物や裁縫を習い始める男性も多いそうです。実は海外では編み物をはじめ、手芸は指先を使うので器用さが身につき、集中力が養われ、セラピー効果があると認識されているんです。

そんなわけで、興味があればお子さんと一緒に編み物を始めてみてはいかがでしょうか。 今は初心者向け・子ども向け編み物教室はインターネットで探せばすぐ見つかりますし、ワークショップも然り。また、初心者向けのキットもたくさん発売されています。

編むのはニットの手袋、帽子、マフラー、編みぐるみも面白そうです。上手になったらセーターやフェルトで小物入れやバッグ。そのあたりは、何を作ると気分が上がるかで決めるといいでしょう。自分で作った世の中に1つしかないものを使うことは、楽しいはず！きっと子どももそこから学ぶことがあるでしょう。

そして、今の時代ですから、作ったものを写真に撮ってSNSで発信したら、「欲しい！」という人が現れて、お父さん・お母さんの副業、いや本業になることもあるかもしれません。そしてお子さんが、子どもながら編み物作家になったりする可能性もあるかもしれません（笑）。

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