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第147回 甘酒

1.20(土)O.A.(第147回)
甘酒

二十四節気の1つ「大寒」。1年でいちばん寒い時季のことで、今年は1月20日がその日に当たります。そんな大寒に体が温まり、疲れを癒す飲み物としてよく飲まれるということで、1月20日は「甘酒の日」。実は「甘酒」には、大きく2つの種類があるのをご存じですか?

1つは日本酒を絞ったあとの酒粕から作ったもの。初詣の神社で大人が飲む、お酒の香りがするタイプで、アルコール成分があります。もう1つは炊いたご飯と米麹で作るタイプ。アルコール成分が含まれないのでお酒っぽさはなく、子どもも飲めます。こちらのタイプは砂糖を使っていないのに甘くて、とてもおいしい。しかも、栄養素の豊富さから“飲む点滴”といわれているんです。「甘酒は健康と美容にいい!」というのを見聞きしたことがあるかもしれませんが、それは子どもも飲めるこちらの甘酒のこと。

甘酒に含まれるブドウ糖は脳のエネルギー源となり、消化を助け血糖値をあげる働きがあります。さらにビタミンB群が豊富なので肌のタンパク質層の代謝が活発になり、肌の調子を整える効果が期待されます。コウジ菌には美白成分も含まれているので、特に女性に注目されているのです。

最近は甘酒メーカーやヨーグルトメーカーを使って自宅で甘酒を作る家庭もあるようで、親子で一緒に甘酒づくりも楽しそうです。甘酒で温かく、健康な生活、オススメです。ただ、カロリーと糖分は高いので飲み過ぎには注意してください。

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