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第117回 靴の選び方

6.24(土)O.A.(第117回)
靴の選び方

子どもの靴、どんなふうに選んでいますか?自分に合う靴選びは本当に大切です。足の骨格が形成される子どもの時期はなおさら。「扁平足」や立っている時に足の指が浮いてしまう「浮指」、外反母趾など、いま多くの子どもが足のトラブルを抱えていると言われていますが、その原因の1つに、間違った靴選びがあると指摘されています。

たとえば、すぐに成長するからという理由で大きめの靴を履かせていると、脱げないように足の指を踏ん張ってしまい、地面を蹴って歩くことができず、扁平足になったり、指に余計な力が入るために曲がって外反母趾になったりします。

専門家によると靴選びのポイントはいくつかあります。サイズはピッタリしつつ、足先と指の間に5mmから10mmのゆとりがあるものが良く、サイズは縦の長さだけではなく幅もチェックします。足を靴にぴったりフィットさせるベルトや、ファスナー紐などで足が靴の中で動かないようにできるものがベター。靴底は安定感があって指の部分だけ柔軟に曲がるもの。かかと部分は柔らかくない、しっかりした体の体重を支えられるもの。柔らかすぎるとO脚やX脚の原因になります。

どうですか?子どもの靴選びで、このようなことを考えていましたか?気に入ったデザインだけでセレクトすることはやめましょう。

心配になった方、東京近郊には子ども靴専門ショップがあります。一度、そうしたお店の店員の方に相談して、選び方を覚えてもいいかもしれません。このあたり、さすがに子ども自身が考えてできることではありません。親が子どもの健康や成長を考えてケアしましょう。

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