TOKYO こども TIMES - SBI損保

第81回 子ども手帳

10.15(土)O.A.(第81回)
子ども手帳

早いもので2022 年も残すところ3 ヶ月を切りました。もう書店や文具店では2023 年の手帳が並んでいます。今は手帳を持たずに、スマホやタブレットでスケジュール管理をしている方が多いと思いますが、我々は大人なのでそれぞれのやり方でスケジュールを管理するとして、子どもが手帳を使うとなかなか良い効果があるそうです。

例えば、与えられた宿題、学校に持っていくべきもの、予定が確認できるので、うっかり忘れてしまうことが少なくなる。記録として残り、自分の行動が文字として可視化されることで生活習慣力が向上する。勉強や習い事の目標とクリアできたことを書き込めば、それがモチベーションになって成長が促される。物事をまとめる力と整理する思考が身に付く。

そして、頑張って結果が出た時やお手伝いしてくれたことがあった時などに、 お父さん・お母さんがシールを貼ったり、メッセージを書いたりして応援や感謝の気持ちを伝れば親子のコミュニケーションツールになるし、子供の頃の思い出の物として残ります。

今時の子ども手帳はたくさんタイプがあります。子どもとて話をして手帳を使う目的にふさわしいものを選ひぶようにましょう。1年用のものだけでなく、3ヶ月や6ヶ月タイプのものもあります。デザインは子どもが気に入ったものほど、途中で投げ出してしまわずに済むかもしれません。

気をつけるべき点は、親がこれで子どもをしっかりさせようと、あれこれ言い過ぎないこと。スケジュールや目標を決めるのは子どもの自主性に任せて、こちらは何か聞かれた時にアドバイスする程度の気持ちでいましょう。子ども手帳の有効活用で、お子さんがグッと成長するかもしれません。

★音声はこちらから