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第134回 オセロゲーム

10.21(土)O.A.(第134回)
オセロゲーム

おそらく、どなたも一度はやったことがあるでしょうオセロゲーム。世界的に知られるボードゲームですが、実は日本発祥だってご存じですか。太平洋戦争が終わった昭和20年に茨城県水戸市の中学生、のちの発明家 長谷川五郎さんが、休み時間に友人と遊ぶため、碁石を使って10分間で決着がつく遊びとして思いついたのが「相手の石をはさんで、自分の色にする」ゲームだと長谷川さんは生前に語っています。

それを原型に1973年に商品化したのが「オセロ」。今年はそれから50年のアニバーサリーyearです。

ご存じのとおり、白か黒、どちらか自分の色の石を相手の石の両端に置いて挟んだら、相手の石を自分の色が変わり、最終的にどちらの色が多いかで勝敗が決まるという、ルールはいたってシンプルなゲームですが、実は人間の脳によいといわれています。細かい指の動きによって記憶力、思考力、運動能力などをつかさどる大脳が活性化されて子どもの成長にも好影響を及ぼすそうです。

「オセロ」公式サイトによると、愛好者は世界65ヵ国に6億人。国内には一般社団法人「日本オセロ連盟」という団体があって、さまざまな大会を開催しています。今年8月の「オセロ小学生グランプリ2023」では、小学5年生の川副央恭くんが優勝して11月にローマで開催される世界オセロ選手権への参加券権が贈られました。

なんだか話をしていたら太陽さんも久しぶりにオセロをやりたくなった様子。太陽さんのお母さんはオセロが強いそうで、よく挑んでいたそうです。コンピュータゲームやテレビゲームもいいですが、アナログなボードゲームもみんなで楽しめていいですよね。お子さんと一緒にオセロを楽しんで、ともすれば親子で世界チャンピオンを目指してはどうでしょう。

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