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第139回 サンクスギビングデー

11.25(土)O.A.(第139回)
サンクスギビングデー

アメリカ現地時間で、おととい木曜日はサンクスギビングデーでした。アメリカやカナダで祝われる「サンクスギビングデー」は秋の収穫に感謝をささげる祝日で「感謝祭」と訳されます。

アメリカでは毎年11月の第4木曜日と決まっていて、当日から日曜日までの4日間はホリデーとなり、ちょうど今はその期間。ちなみにカナダのサンクスギビングは10月の第2月曜日。より北部のカナダでは収穫時期が早かったからといわれていますが、両国の時期の違いについては正確な理由がわかっていないそうです。

さて、サンクスギビングのメインイベントは、親族・友人が集まってご馳走を囲む食卓。
日本のお正月やお盆のように1年でいちばん家族が集います。その席で主役となる料理は・・・?そのとおり!野菜、ハーブなどをお腹に詰めた七面鳥の丸焼き。
七面鳥は日本人が見るとビックリする大きさですが、現地ではかなりお手頃で買えるようです。

サンクスギビングはハロウィーンほど日本に根づいていませんが、同じ由来を持つ日があります。それは11月23日の「勤労感謝の日」。「勤労感謝の日」も元々、その年の収穫を神様に感謝し、来年の豊穣を祈願する「新嘗祭」でした。しかし、近代化とともに人口の多くを農民が占めていた社会構造は変わって、会社勤めをする人の権利が注目されるようになり、1948年に「勤労感謝の日」が生まれました。

お子さんに「サンクスギビングデーって何?」と聞かれたら話してあげてください。
そして、大きなオーブンがあるなら、明日、七面鳥の丸焼きを作ってみませんか?

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