TOKYO こども TIMES - SBI損保

第41回 お年玉の使い道

1.8(土)O.A.(第41回)
お年玉の使い道

子どもたちは「お年玉」をどうしていますか?まず、子どもたちがどのくらい「お年玉」をもらっているか。おもちゃメーカー バンダイが発表した去年の調査結果によると、 総額平均は、千円以下四捨五入で小学生全体が25,600円、中学生全体が31,800円。

そして、遣い道は1位が貯金で四捨五入で39%。 2位がゲーム機・ゲームソフ25%。3位おもちゃ、カードゲーム 23%。以下「お菓子やジュース」 「文房具・雑貨」「書籍」「マンガ」と続きます。「お年玉」の使い道は、教育方針に関わるので、 さまざま。何が正しく何が間違い、というのはないと思います。「将来のために貯金しておきなさい」 というお父さん・お母さんもいるでしょうし、「お金を使うことを学ぶ機会、好きなものを買いなさい」 という家庭もあるでしょう。

そんな中で、進んでいる? 今時?なのは、お年玉を元本に 「投資を学ばせる」という家庭。金融関係で勤めるお父さん、お母さんがいる家庭には 多いかもしれません。海外の人に比べると資産運用に消極的な日本人。 それはデータにも出ています。貯金はしますが、投資にはどこか“ギャンブル”のイメージがあるのでしょうか。

金融庁が去年公表したレポートによると、家計金融資産の増え方は、 1995年比で、日本の1.54倍に対してアメリカは3.32倍に増加。圧倒的な差があります。 資産形成はとても大切なこと。お年玉をきっかけに、買い物よりも大きな視点で、 子どもにお金について考える機会を与える、それもいい使い道かもしれません。

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