日本はがん大国!?

国をあげての施策「がんの早期発見」

早期発見のためにも定期健診を!

一生涯のうち、日本人の約2人に1人はがんにかかり(※1)、死因の約3割(※2)はがんという「がん大国日本」。がんは国民の健康・生命にとって重大な問題であることから、国は、がん対策のより一層の推進を図るため、平成18年6月に「がん対策基本法」を成立させ、平成19年4月から施行しました。さらに、平成19年6月には「がん対策推進基本計画」が策定されました。この計画で3つの全体目標を掲げ、その達成に向けて9つの分野別施策を推進しています。9分野別施策の1つに「がんの早期発見」があげられています。

のっけから堅い話になりましたが、要は、「がんの早期発見」は国をあげての施策だということです。

がんで死なないためには、がんに罹患しなければいいのですが、がんの原因は食生活や喫煙、運動などの生活習慣であることが多いので、まずは生活習慣を改めて罹患リスクを下げる必要があります。それでも、罹患を完璧に防ぐことはできません。がんの初期段階では、ほとんど自覚症状はないと聞きます。自覚症状が出てからの発見では、進行度合いによって治療法は限られるかもしれず、セカンドオピニオンを受けたり、他の治療法を探す時間的余裕が残されていない可能性があります。かなり進行してからの治療は心身と家計に大きな負担を与えるでしょうし、治療を尽くしても死亡に至ってしまうでしょう。

がんは早期発見が大切!

そこで、定期的ながん検診で早期発見することが大切になるのです。早期発見すれば、治癒率は高くなりますし、再発・転移のリスク、死亡率は低くなります。それに、治療法や治療を受ける病院を選ぶ時間も取れ、選択肢が広がります。もちろん、心身と家計に与えるダメージも軽減します。早期発見・早期治療はいいことばかりです。

ところが、がん検診の受診率が低いのです。平成25年に実施された「国民生活基礎調査」による、過去1年間における40歳から69歳の者(※3)のがん検診の受診率は下記の通り。

男女とも、受診していない人の方が多い状況です。受診しない理由は、忙しいから、面倒くさいから、がん検診を受けられる医療機関が近くにないからなど、人それぞれでしょう。けれど、がんに罹患したときに受ける心身のダメージ、家族の心痛、家計のことを考えると、1年または2年に1回くらいのがん検診は苦にならないはず。定期的にがん検診を受けていても早期発見できないこともあります。筆者の父の肺がんがそうでした。しかし、検診を受けていて、それでも早期発見できなかったのだから…とあきらめられました。

会社員は会社で実施している健康診断、それ以外の人は、自治体で実施している健康診断を受けましょう。ともに、いくつかのがん検診と40歳以上はメタボリックシンドローム健診も兼ねています。これでは、心もとなければ、費用はかかりますが、人間ドックを受けてもかまいません。会社や自治体によっては、人間ドックの費用を助成してくれるところもありますので、調べてみましょう。郵送で検査する方法もあります。

定期的ながん検診で自分と家族の生活を守る

定期的ながん検診で自分と家族の生活を守る

いずれにせよ、がん検診は自分と家族の生活を守るためと位置付けて、1年か2年ごとの定期的な受診を心掛けましょう。そして、見つかったら早く治療して治すのです。
そんな早期発見でも、そうでなくても、治療にかかるお金の備えを保険でしておきたいもの。おすすめは、やはり、がん治療の保障に特化したがん保険に加入しておくことです。

〔出所〕国立がん研究センターがん対策情報センター

〔出所〕厚生労働省 平成26年(2014)人口動態統計の年間推計

子宮頸がん検診は20歳から69歳。入院者は除く。

乳がん、子宮頸がんについては過去2年間に検診を受診した者

執筆:ファイナンシャル・プランナー 小川千尋

ファイナンシャル・プランナー、子育て・教育資金アドバイザー。 1994年、AFP資格取得。独立系ファイナンシャル・プランナーとして、主にマネー誌、一般誌のマネー記事の編集・執筆・監修などで活動。オールアバウトのガイドも務めている。親の生命保険に関する部分や、子どものニート問題に詳しい。

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