自動車保険はゴールド免許で割引に〜免許証の色が変わったときの疑問も解決〜

自動車保険は事故を起こすリスクが低いと保険料も安くなる仕組みになっています。ゴールド免許もその1つで「ゴールド免許割引」が適用されます。ここではゴールド免許割引の基本から保険期間の途中で免許証の色が変わったときの取扱いについて説明します。

保険会社によって適用条件が異なりますので、加入を検討している保険会社の条件を事前に確認してください。

5年間無事故・無違反だとゴールド免許に

ゴールド免許とは免許更新時にその基準日から過去5年間、無事故無違反であり、かつ重大違反教唆幇助・道路外致死傷をしたことがない「優良運転者」に与えられる運転免許証です。ゴールド免許を持つことができる優良運転者とされたら、免許更新時の講習時間が短く、講習手数料も安くなるというメリットがあります。

ゴールド免許割引とは

民間の自動車保険では、契約の始期日時点で記名被保険者(車を主に運転する方)の免許証がゴールド免許の場合に保険料が割り引かれます。これをゴールド免許割引といいます。ゴールド免許かどうかは免許証の有効期限記載欄が金色で、免許証上に「優良」と記載されているかで判断されますので、保険の契約時に原則提示(申告)するようになっています。ちなみに、契約者の免許証の色は割引に関係ありません。

割引率は保険会社によって異なります。参考としてSBI損保では割引率が最大約20%となり、ブルー免許と比べた場合の保険料の差は以下のようになります。

ゴールド免許の場合

ブルー免許の場合

30,950円

38,780円

<試算条件>
35歳男性、保険始期:2017年4月、車名:プリウス、型式:ZVW40W、型式別料率クラス:車両:5・対人:5・対物:5・傷害:4、初度登録年月:2015年 4月、使用目的:日常・レジャー、ノンフリート等級:20等級(事故有係数適用年数0年)、年齢条件:26歳以上補償、インターネット割引、証券不発行割引、ゴールド免許割引、新車割引、運転者本人限定、対人賠償保険:無制限、対物賠償保険:無制限、人身傷害補償保険(自動車事故補償):5,000万円、搭乗者傷害保険:1,000万円、無保険車傷害保険:2億円、自損事故保険:1,500万円、車両保険種類:一般車両、車両保険金額:230万円、車両自己負担額:5(車対車免0)-10 万円、年間走行距離:5,000km以下

保険期間の途中にブルーからゴールドに変わった場合

保険期間の途中にブルーからゴールドに変わった場合

保険の始期日時点での免許証の色でゴールド免許割引が適用できるか判断しますので、始期日以降の保険期間中に免許証を更新してゴールド免許に変わった場合でも、当該契約の途中から割引を適用することはできません。

保険期間の途中にゴールドからブルーに変わった場合

保険期間の途中にゴールドからブルーに変わった場合

では保険期間の途中に免許証の更新があり、過去の違反等でゴールド免許からブルーの免許証に変わってしまった場合はどうか。やはり契約の始期日時点の免許証でゴールド免許割引が適用できるか判断しますので、その後の免許証の色に関係なくその保険期間中はずっとゴールド免許割引を適用することができます。
ただし、次回の更新からはゴールド免許割引を適用できなくなります。

免許証の更新と自動車保険の更新が近い場合

保険の始期日時点でゴールド免許でなくてもゴールド免許割引を適用できる場合があります。例えば保険の始期日が運転免許証の更新手続き期間内(誕生日の前後1ヵ月以内。送られてきた更新手続案内のハガキで確認できます)にあり、かつ免許更新前または更新後のいずれかの色がゴールドであれば、始期日がゴールド免許の有効期間に含まれることとなり、ゴールド免許割引が適用できるようになっています。

例えば、これまでゴールド免許だった人が免許の更新手続き期間内に自動車保険の更新があり、免許証の更新手続きを早めにすませたことで自動車保険の始期日にはブルーの免許証になってしまったという以下のような場合でも、ゴールド免許割引を適用できます。

また、反対にこれまでブルーの免許証だった人が免許の更新手続き期間内に自動車保険の更新があり、免許証の更新が遅くなって、保険の始期日時点ではブルー免許のままであった場合でも、ゴールド免許割引を適用できます。

免許証の更新と自動車保険の更新が近い場合は、当該保険会社または代理店の担当者に相談してみましょう。自動車保険の割引のために免許証の更新の時期を調整する必要がないかもしれません。

記名被保険者が変わった場合

記名被保険者(主に運転する方)が変わる場合には手続きが必要です。その際は、変更となる日(異動日)時点での、新たに記名被保険者となる人の免許証の色でゴールド免許割引が適用できるかが決まります。もし、記名被保険者が変わることでゴールド免許からブルーの免許証に変わってしまうような場合は保険料が上がります。

まとめ

安全運転

ゴールド免許になることで保険料が割り引かれます。また免許更新時の費用も抑えられ、日頃から安全運転をすることで事故にもあいにくくなるでしょう。ちょっとした普段の心がけが私たちを経済的にも助けてくれるものになります。

ファイナンシャルプランナー 松原 きえ

執筆:松原 季恵(まつばら きえ)

CFP®、マイアドバイザー登録ファイナンシャルプランナー。銀行、損害保険会社での勤務経験を経て、FPとなる。現在はお客様サイドに立ち、執筆・セミナーを中心とした情報提供をしている。住宅ローンや生損保商品に詳しく、「お金で楽しい毎日を」を心がけている。

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