高齢ドライバー事故が急増!自動車保険でしっかり備えて

高齢ドライバー事故が急増!自動車保険でしっかり備えて

高齢ドライバーの事故が急増中

73歳の男性が運転する車が歩道を暴走して7人を死傷させた事故――。93歳の女性が運転する車がバイクに乗った高校生をはね、ひき逃げしたとされる事故――。高齢ドライバーが起こした痛ましい事故の記憶は、まだ残っていることでしょう。

平成26年末時点で、65歳以上の高齢者のうち、運転免許保有者は約1639万人、運転免許保有者全体の約20%を占めています(※1)。これら、高齢運転免許保有者のうち、どれくらいの人数が日常的に運転している高齢ドライバーかはわかりません。しかし、高齢化に伴って、高齢ドライバーは今後も増え続けるだろうことは想像できます。

高齢ドライバーが増えると、事故も増えることが懸念されます。警視庁のデータによると、東京都内の交通事故件数は年を追うごとに減少し続け、平成26年は約3万7000件でした。今から10年前(約8万件)の半分以下です。ところが、高齢ドライバーが関わる事故は増加の一途をたどり、平成26年は交通事故全体の20.4%、今から10年前(10.9%)の約1.9倍になっています(※2)。これは、東京都のデータですが、全国的に同じような傾向だと思われます。つまり、交通事故そのものの件数は減っているのに、高齢ドライバーの事故は増えているということです。

なぜ、高齢ドライバーの事故が増えているのでしょうか。加齢や認知機能の衰えによる注意力や集中力、とっさの判断力や行動力などの低下が原因です。具体的には、ハンドル操作の誤りやアクセルとブレーキの踏み間違い、前方不注意、信号無視などです。特に、高齢ドライバーに限ったことではありませんが、秋から冬にかけての今ごろの時期は、日没が早くなるので薄暮の時間帯の事故が増えます。また、寒くなるにつれて身体が堅くなり、とっさの行動が遅れがちになることも事故が増える要因です。

当然のことながら、高齢ドライバーが起こした事故でも、過って人やモノに損害を与えれば損害賠償責任を負います。そんな損害賠償やドライバーと同乗者の受ける損害に備えられるのが自動車保険です。車を運転するなら、入っていて当然の保険です。今一度、補償内容を確認しておきたいもの。

他人を死傷させた場合の対人賠償は無制限で契約している人がほとんどですが、他人の店や建物、営業物などに損害を与えた場合の対物賠償は上限金額を設けた契約にしている人が少なくありません。対物賠償も無制限に設定しておくべきです。そうすれば、億単位の賠償にも備えられます。

ご家族で運転状況や自動車保険の補償内容を確認しましょう!

ご家族で運転状況や自動車保険の補償内容を確認しましょう!

高齢ドライバー自身や同乗者の死傷には、人身傷害補償保険で備えましょう。これは、ハンドル操作の誤りやアクセルとブレーキの踏み間違いなどで単独事故を起こし、運転者や身内の同乗者が死傷しても、設定した保険金額を上限として、かかった治療費などの実費が受け取れます。設定する保険金額は、高齢ドライバーだったら2000万円から3000万円でいいでしょう。

なお、高齢になって運転中のうっかり事故が増えてきた、認知症が疑われるようになったら、運転免許証を返納しましょう。親御さんの運転能力が衰えてきたなと感じたら、返納を勧めてください。車がないと生活が不便かもしれませんが、他人様の身体や財産を傷つけてしまってからでは遅いですから。

警察庁交通局運転免許課「運転免許統計 平成26年版」

警視庁Webサイト「防ごう!高齢者の交通事故!」

執筆:ファイナンシャル・プランナー 小川千尋

ファイナンシャル・プランナー、子育て・教育資金アドバイザー。 1994年、AFP資格取得。独立系ファイナンシャル・プランナーとして、主にマネー誌、一般誌のマネー記事の編集・執筆・監修などで活動。オールアバウトのガイドも務めている。親の生命保険に関する部分や、子どものニート問題に詳しい。

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